小牧基地でトラブル、三河港へイージス艦入港 平和な暮らしを守れと申し入れ

小牧基地での輸送機のトラブルと、三河港へのイージス艦入港について6月29日と7月7日に、二つの申し入れを行いました。

小牧基地所属のC130H輸送機が、6月23日左主脚室内の油漏れのため、県営名古屋空港に緊急着陸しました。県営空港は、3分間の滑走路閉鎖がされたとのことです。最近の事故・トラブルは2015年度だけでも、昨年5月20日、10月8日、11月4日、2016年2月4日、3月18日と合計5回を数えており、そのたびに「再発防止」を口にしていますが、事故トラブルは繰り返され住民に不安を与えています。

申し入れ 7/7 豊橋市

申し入れ 7/7 豊橋市

「三河港の発展」などを目的に行われる「海フェスタ東三河」(豊橋市・三河港)に自衛艦こんごうが入港することについて、県平和委員会は海フェスタ東三河実行委員会(地元8市町村)に対して、いかなる軍艦の入港も認めないことや自衛官募集を行わないよう申し入れを行いました。実行委員会事務局長は、「毎年全国各地で行われる催しで最初から開催要項に加えられていた」などと答え、「みなさまような観点で、検討してこなかった。実行委員長である市長に伝えます」と回答しました。話し合いを通じて、「国が決めてきたこと」について、市民の安全の立場から自主的に検討する自治体の姿勢が重要になっていることを感じました。