「愛知県平和運動史 年表と背景」発刊のつどいを企画 歴史に学び、活動に活かしましょう!

安保法制の強行から半年、「海外で戦争できる国づくり」がすすめられ、参議院選挙で改憲勢力が三分の二を超した結果を受けて、安倍政権は明文改憲に着手する動きが強まっています。このようなもとで今回「愛知県平和運動史 年表と背景」を発刊することとなりました。これは、創立60周年記念に刊行した「60年史」が不十分であったため、年史を改訂するだけでなく背景説明と資料を充実し作り上げてきたものです。

愛知県内の「平和運動史」は、非常に豊かであり現在でもその教訓を教えてくれます。例えば、1952年伊良湖岬米軍試射場に反対する大闘争が行われ勝利したこと、1964年ベトナム反戦、原子力潜水艦入港に抗議する3万人の集会を名古屋港で行ったこと、1984年、米軍・依佐美基地撤去を求め、基地を包囲する「人間の鎖」行動に1万4000人を集めて成功させ、その後、依佐美基地撤去を実現しています。

現在、安保法制(戦争法)に反対する世論と運動は、歴史上かつてない幅広い市民の参加が注目されています。この運動も、平和運動の歴史と無関係ではありません。このような問題を、背景の説明と豊富な資料とを加えた「愛知県平和運動史」は、重要な内容となっています。

下記のように「発刊記念のつどい」を開催し、発表いたします。

みなさまのご参加をお持ち申し上げます。

なお、愛知県ともなじみの深い日本平和委員会顧問の畑田重夫さんも期待されていますので、当日ご参加いただき、お話していただきます。

会員・役員は多数ご参加いただき、会を盛り上げるとともに、歴史を学び活動に活かしましょう。

愛知県平和運動史 発刊のつどい


日時 7月30日(土) 13:30~

場所 愛知民主会館 2F会議室

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開会あいさつ 高橋 信(愛知県平和委員会理事長)

発刊によせて 畑田重夫(日本平和委員会顧問)

発刊の苦労話 森 賢一(編集責任者)