ブルーインパルスの展示飛行中止を申し入れ 住民の安全・安心を最優先に

県平和委員会、安保破棄県実行委員会と地元団体は1月27日、ブルーインパルス展示飛行について航空自衛隊小牧基地へ中止を求め、申し入れを行いました。

申し入れ 1/27 小牧基地

基地担当官は、同機展示飛行に関わり、愛知県、春日井市、小牧市、豊山町、名古屋市、北名古屋市、清須市へ説明を行うと話し、同機飛行を強行する姿勢を明らかにしました。

要請団は、2016年3月「オープンベース」で行った同機飛行は、人口密集地における「曲技飛行」を禁じた〃航空法91条違反〃に当たると中止を申し入れました。担当官は、「編隊連携機動飛行(水平に飛ぶ飛行)なので、曲技飛行にあたらない」と回答。しかし航空法には「編隊連携機動飛行」の文言は書かれていないことも認めます。要請団は、住民をはじめ、引き続き首長は反対している民意を基地は受け止めるべきと担当官に伝えました。

また申し入れでは、1月16日、17日と2日間連続して、トラブルを発生させ緊急着陸していることについても申し入れしました。これまで事故原因を 明らかにしないことについて「C130輸送機は米国企業がつくったもので、1ユーザーの立場で、問題点を明らかにすることはできない」と回答します。まさに住民の安全よりも米国や米軍、米国軍事企業を優先する立場であり、小牧基地の言う「周辺住民の理解と支援は基地運営の基盤」とあべこべです。