ブルーインパルス展示飛行反対! 関係各所への要請行動を行う

2月20日(月)、国交省・防衛省に対して要請行動を行いました。ブルーインパルスの飛行は航空法91条で禁じる、人口密集地上空での曲技飛行に当たり、違法な飛行は今すぐやめるべきだと要請しました。防衛省は、曲技飛行ではなく「編隊連携機動飛行」との主張をするものの、国交省の担当者は、「航空法には『編隊連携機動飛行』という概念は存在しない」と回答しており、自衛隊の主張を否定しました。

一方で国交省は、「ブルーインパルスの飛行は、申請に基づいて適法に行われているものと考える」と回答し、現地の状況把握すらしないで防衛省の申請手続きをいわば信用するという態度です。航空法の監督責任を放棄するようなずさんな実態が明らかになりました。

また、「曲技飛行」の申請では(小牧基地は上記の理由から申請していない)、地元の了解が得られることが必要になるのに対し、春日井市が反対していることについても、防衛省に問いただしました。その中で、2月7日に春日井市飛行場周辺対策協議会の抗議文が担当者に届いていないことも明らかになり厳重な抗議を行いました。

2月10日には、ブルーインパルスの飛行を認めないよう求める署名を愛知県へ提出。1月10日に提出した1次分と合わせ8479筆を提出しました。地元春日井市味美地域を含む多くの市民から署名が寄せられました。小牧基地がブルーインパルスについて働きかけている、春日井市、小牧市、豊山町、名古屋市、北名古屋市、清須市にも、春日井市同様反対するよう申し入れしました。その中で春日井市との懇談では、小牧基地から展示飛行を検討しているが、考えを聞かせてほしい旨の働きかけがあり、当然その場で反対の意思と抗議が行なわれました。基地担当者は、持ち帰って検討するとの回答に対して、その後何もないままホームページ上で決定されたことについて、「遺憾だ」と話していました。まさに安倍暴走政治の表れであり、沖縄新基地建設の態度と変わりないと実感しました。

3月5日には、11時から基地正門前でスタンディングを行いアピールしました。

要請行動 2/20 衆議院議員会館

 

 

 

 

 

 

2月20日付けで防衛大臣宛てに提出した「ブルーインパルスの展示(曲技)飛行を認めない請願書」の要請項目

1、2017年3月「オープンベース」でブルーインパルス及び軍用機による展示飛行を行わないこと。

2、ブルーインパルスの飛行目的を明らかにしてください。

3、航空法・航空法施行規則では航空機は「飛行中動力装置のみが停止した場合に地上又は水上の人又は物件に危険を及ぼすことなく着陸できる高度」以上で飛行することが義務づけられている。展示飛行中に、動力装置のみが停止した場合に地上又は水上の人又は物件に危険を及ぼすことなくどこへ着陸するのか、明らかにしてください。

4、自衛隊機が編隊飛行を行うことができる法的根拠を明らかにしてください。

5、他の航空機との飛行空域調整や安全確保の連携はどのように行っているのか、明らかにしてください。

6、2016年 3月小牧基地「オープンベース」で実施されたブルーインパルス展示飛行では、周辺自治体2市1町の反対により飛行高度とルートが制限され、実施される課目も少なくなったと、ホームページで発表されているが、制限の具体的な内容を明らかにしてください。

7、2016年3月小牧基地「オープンベース」において、防衛省・自衛隊小牧基地から申請された内容と申請と許可の書類を明らかにしてください。

8、2016年3月小牧基地「オープンベース」において、「曲技飛行」についての、申請の有無、許可の有無を明らかにしてください。また提出していない場合、どのような根拠化を明らかにしてください。

9、「編隊連携機動飛行」の定義と内容を明らかにしてください。また「曲技飛行」との違いを明らかにしてください。

10、航空法施行規則197条の3では、「国土交通省令で定める曲技飛行は、宙返り、横転、反転、背面、きりもみ、ヒップストールその他航空機の姿勢の急激な変化、航空機の異常な姿勢又は航空機の速度の異常な変化を伴う一連の飛行とする」とされています。

①「曲技飛行」にあたる、ブルーインパルスの飛行課目を明らかにしてください。また「曲技飛行」にあたらない、飛行課目を明らかにしてください。

②2016年3月小牧基地「オープンベース」でのブルーインパルスの飛行では、デルタ―ローパス、スワンローパス、グランドクロスローパス、ポイントスター、サクラとレベルキューピットの6課目が行われました。この6課目は、「曲技飛行」に該当しますか。

③航空法施行規則197条の3で言う横転については、一般的に、横転は「ロール」と呼ばれ、航空機の機体を左右に傾ける運動のことをさすといわれています。これが横転となるならば、ブルーインパルスのすべての飛行がこれにあたると考えますが、いかがでしょうか。

11、ブルーインパルスは、これまでに幾度となく事故を繰り返してきました。合計6回(8機)も墜落等の事故を起こしており、展示(曲技)飛行や密集して飛行する編隊飛行がいかに危険かということをまざまざと示しています。墜落を含む重大事故についての具体的な安全対策を明らかにしてください。

12、これまで地元住民、周辺2市1町の首長は、ブルーインパルスの飛行を反対してきました。2月7日春日井市飛行場周辺対策協議会が、中止を求め申し入れを行っています。これら地元住民の反対の意思を無視して、これまで飛行を強行していますが、その理由をお聞かせください。