KC767とは
ボーイング767の胴体部分、下段に燃料タンク、上段を貨物室に改良した飛行機です。
空中給油輸送機の主な目的・機能は、戦闘機に空中で燃料補給して戦闘機の飛行時間を延ばすことで攻撃能力を格段に強化でき、制空権を確保し攻撃範囲や海外派兵を拡大できることです。
防衛庁は、99年に北朝鮮がノドンミサイルを発射したとき、北朝鮮を直接攻撃できるか検討しました。その結果「北朝鮮攻撃後、日本海で緊急脱出……」(03/5/8中日新聞)と、途中で給油しないと燃料が足りなくて日本海に落ちてしまうとの結論を出しています。
| 空中給油輸送機 | C130輸送機 | |
| 最大貨物搭載量 | 約33t | 約20t |
| 最大搭載人員数 | 約200人 | 約90人 |
| 33t搭載時航続距離 | 約7,000km | ― |
| 20t搭載時航続距離 | 約9,400km | 約1,000km |
| 5t搭載時航続距離 | 約11,000km | 約4,000km |
さらに、空中給油輸送機4機配備されれば、現在のC130輸送機16機分の2.5倍の輸送能力が新たに増えることになります。最大の33トン搭載しても航続距離C130の7倍、インド、モスクワまで飛べるのです。
空中給油輸送機の導入は、北朝鮮をはじめとするアジア各国への攻撃を可能にします。
空中給油輸送機は大量の航空燃料を積み込みます。その量は、11万リットル、大型タンクローリー5台分に相当し、まさに「空飛ぶガソリンスタンド」です。
9・11米テロ事件や中華航空機墜落事故が示しているように、市街地にある名古屋空港で墜落事故が起きたらと、想像するだけで寒気がしてきます。空中給油輸送機が墜落したら、県内の消防能力を最大発揮しても消火・救助は難しいといわれています。