昨年08年は、小牧基地をめぐる情勢は、激動的でした。その一年間を振り返ります。
昨年は、米軍の後方支援機能を高める役割を持った空中給油輸送機の1号機、2号機が相次いで配備されました。これに対して、春日井・小牧・豊山の民主団体・労働組合・平和委員会が力を合わせ、旺盛な活動を展開してきました。地域での宣伝行動11回、区長・町内会長への申し入れなど行ってきました。これらの行動を通じて「中部空港開港で民間機は少なくなったが、(自衛隊の訓練で)騒音は変わらないくらい」などの声が寄せられ、春日井飛行場周辺対策市民協議会と願いが一致するなどの激励をうけました。小牧集会では集会に参加する住民や基地正門までのパレードを一緒に歩く住民もありまし、初めて集会に対し小牧市から賛同のメッセージも寄せられています。事故問題についての賛同メッセージでしたが、基地強化・基地撤去を正面にかかげる集会に賛同が寄せられるのは全国的にも貴重な経験です。
事故問題も深刻です。昨年C130Hだけでも事故・トラブルを4度起こし、12月には空中給油「給油管」フライングブームが格納できず、そのまま緊急着陸する事故など多発しました。これに対しても行動を展開しており基地申し入れ7回、抗議行動3回、自治体申し入れ6回など行ってきました。これらの中で、基地への申し入れを春日井市、小牧市、豊山町と一緒に名古屋市も参加するようになりました。名古屋市は当初「小牧基地(敷地)は市に入っていない」(※滑走路は名古屋市に接する)として後ろ向きの態度をとっていただけに私たちの運動と世論による変化だと思われます。このように小牧基地の取り巻く現状は、危険性が高まるとともに私たちの運動によって前進面も生まれているといえます。
(平和新聞愛知版09/02/05)