「名古屋港に軍事利用許すな」と米軍艦船入港に抗議!

CIMG5607 米軍艦船の名古屋港入港について、愛知県平和委員会、安保破棄実行委員会、平和と憲法を守る愛知の会と非核名古屋港の会は、抗議の行動を行いました。

 午前10時、名古屋港弥富埠頭に現れたイージス艦「ヒギンズ」は、五洋海運のタグボートによってゆっくりと入港しました。抗議集会に集まった45人は、メンバーは、「ヒギンスは米国に帰れ」「平和な名古屋港に軍艦はいらない」「核兵器の持ち込みは許さないぞ」「憲法9条を守れ」とコールしました。

CIMG5624 名古屋港管理組合では、各団体代表16人が要請。港営部長は、「港湾法で定めている、入港する船舶に差別はできない」「核積載の有無について、09年の際に外務省へ問い合わせたので、それ以降行っていない」「入港発表を24時間前とするアメリカの要請に応じたい」など答えました。それに対し、24時間ルールを含め非核証明など、同じ港湾法をもつ神戸港や小樽港、そしてお隣四日市港では、非核証明の提出を求めたり、1週間前に報道発表するなどできることを行っている。その努力を管理組みも行って欲しい旨要請しました。

 米国領事館では、要請文を手渡すことを拒否されるというとんでもない対応でした。意見の違いがあったとしても、日本の民間港に入港するのであれば、当該国民の要請に応えるのは当然ではないでしょうか?要請参加者は、国際センター前で抗議のアピールを行いました。

今回の入港で明らかになったこと

・イラク戦争で2003年ミサイル攻撃をした
・管理組合は、09年まで核持ち込みについて、外務省に問い合わせをしていたが現在は行っていない。
・入港発表を24時間前とすることについて、法的根拠がないことが判明
・管理組合に1ヶ月前、打診があり準備をしてきた
・知事、市長と接見する。
・「休養目的」のため隊員は、繁華街へ出かける危険性がある

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