名古屋市が平和首長会議に加盟!全政令指定都市がそろう

名古屋平和都市宣言50周年となった9月18日、名古屋市は平和首長会議への加盟を申請しました。これで愛知県下の加盟自治体は37市町(全54市町村中)となったとともに、全国の政令指定都市全てが加盟都市となりました。

平和首長会議への加盟は、「平和を目指す・求める」という一般的な立場ではなく、「2020年までの核兵器廃絶を目指す」という具体的な目標を共有する立場に首長が立ったという意味で大変意義のある決断です。

平和首長会議加盟申請書(9月18日)

平和首長会議加盟申請書(9月18日)

今年8月の平和市長会議総会では、より多くの都市や市民との連帯のもとに2020ビジョンの展開を目指すとした「行動計画(2013年~2017年)」を確認しました。その中では、「具体的取組」として、原爆ポスター・資料展の開催等被爆の実相の周知拡大に向けた取組や、被爆者による被爆体験証言の実施、「平和の灯」の加盟都市への分火・継承、平和NGOなどとのネットワークの構築、「核兵器禁止条約」の交渉開始等を求める署名活動の展開などが提起されています。すでに、県下の加盟自治体でもその具体化が始まっています。
非核平和行政推進の重要な一歩を刻むため尽力された全ての関係者に敬意を表するとともに、引き続き行動の具体化に向けた働きかけを続けていきましょう。 (坂本)