憲法改悪反対愛知共同センター学習会 ~憲法を学び、活かし、守る~

10月12日、労働会館において、学習会が行われました。
一部講演会冒頭小沢教授は、日本国憲法に制定以来「最大の危機」が迫っているとして、今私たちがすべきことは、憲法を学び、活かし、守ることだと、行動の順番も含め強調されました。小沢さんは、参議院選挙前後の政党の公約や動向を分析しつつ、共産党が世論やマスコミで注目を集めている状況や中身を話しました。
戦前の家族制度を思わせるような自民党の改憲案のひどさは10年の野党暮らしの中から力になってくれる右翼をつなぎとめて置くために考えたのではなどの指摘もありました。「96条改憲」提案を含めて改憲勢力の弱さの現われの側面もあり、基本を押さえてしっかり批判して行こう。そして共同センターは9条だけでなく、新自由主義的改革反対の中身の運動を進めて欲しい。すでにいろんな分野で押されているたたかいを押し返すことを重視しようと呼びかけられました。
「解釈改憲」「立法改憲」ふたつを言うのは本来恥ずかしいこと。内閣法制局新長官はフランス大使時代から大江健三郎さんに拍手もしないような人。私たちが、臆せず改憲を止めることが東アジア情勢を穏やかにすることです。学習しながらがんばりましょうとしめくくりました。
二部交流会では、知多、緑、春日井、中村各地域共同センターの現状や経験の交流とあわせ、あいち九条の会や憲法と平和を守る愛知の会などの運動の紹介なども含めおおきな運動のうねりをつくろうと決意を固めあいました。 (理事 田中知通)