青年学生部「ひ・み・つカフェ」特定秘密保護法ってなに? ~政府に都合の悪い情報は隠される?~

1月26日(日)青年学生部で「ひ・み・つカフェ」を行い、青年学生13人が参加しました。前半は、青年学生部員でもある名古屋北法律事務所の矢﨑暁子弁護士を講師に「秘密保護法ってなに?」をテーマに学習しました。

ひ・み・つ・カフェ 1/26

ひ・み・つ・カフェ 1/26

特定秘密の内容が明らかにされないままに裁判が行われたら、弁護のしようもなく刑事裁判自体が成り立たない。何もかもがあいまいなまま法律が進んでいってしまう危険性がある。適正評価は、国家公務員だけでなく、軍用機を製造している民間人にも行われる可能性がある。軍事産業が盛んな愛知では、とても人ごとにはできない身近な問題であることが分かりました。

後半には自民党が作成した「特定秘密の保護に関する法律Q&A」について議論し、学習した内容を活かして自分たちで答えを考えるグループワークを行いました。原発やTPP問題は秘密にされないという答えに対して「原発の情報がテロに関わるとして、秘密にされてしまう可能性がある。特定秘密が何なのか具体的に分からないので、政府に都合の悪い情報は隠されてしまうのではないか」また、いろいろな解釈ができ、様々な議論に発展したことから「どんな法律なのか難しくて、政治に興味がない人は関心をもたない。デモや集会に参加して若者にアピールしたい」との意見も出されました。