小牧基地航空祭 事故が起きれば被害は地元住民 危険な展示飛行訓練は中止せよ! と申し入れ

訓練中止申し入れ 2/21 小牧基地

訓練中止申し入れ 2/21 小牧基地

小牧基地航空祭において、軍用機によるアクロバット飛行(展示飛行)とその訓練について、愛知県平和委員会は、2月21日(金)騒音被害や市街地における危険性を厳しく指摘し、展示飛行の中止を強く求め2月22日(土)までに文書で回答するよう防衛大臣及び基地司令に「要請書」を提出しました。

申し入れには、小牧・春日井の地元住民も参加し、「飛行訓練でやかましく子供が怖がっている」「戦闘機を従えた空中給油訓練は危険ですぐやめて下さい」「事故が起きれば被害を被るのはいつも地元住民」と訴えました。高橋県平和委員会理事長や地元参加者から、先日ブルーインパルスの接触事故を起こした問題に触れ、空中給油の飛行をはじめ「展示飛行を人口密集地で行うことは危険」「事故の可能性はゼロでない」「空中給油訓練は絶対にやめてほしい」など強く要請しました。

対応した担当事務官は、「周辺だけでなく日進や長久手などからも苦情がありました」と言いつつ、その一方では「空中給油模擬訓練は、燃料を給油しているわけでないので、空中給油訓練とは違うし、安全は確保されている」と、こちらの質問にはまともに答えず、詭弁の繰り返しでした。

さらに、基地側は「周辺住民に空中給油機能を知らせたい」

と述べ、自衛隊の広報活動であることを明らかにしました。地元参加者からは、「危険な戦闘訓練を広報してもらう必要はない」と語気を強めて申入れしました。

航空祭における展示飛行訓練空域は、今回初めて瀬戸市、豊田市、長久手市、日進市、そして、瑞浪市、恵那市など岐阜県も含めた地域を旋回し展示飛行を行う予定となっていることを明らかにしました。しかし、要請の中で展示飛行を通過する該当自治体に対して連絡さえしてない自治体があることも明らかになり、ずさんな計画ですすめられていることも判明し、これに対しても厳しく抗議しました。


2014年2月21日

防衛大臣          小野寺 五典 殿
航空自衛隊小牧基地司令   上ノ谷  寛 殿

安保破棄愛知県実行委員会 代表委員 榑松佐一
愛知県平和委員会 理事長 高橋 信
名古屋市東区葵1-22-26民主会館4階

小牧基地航空祭における展示飛行中止を求める要請書

 2月22日、23日に予定されている航空自衛隊小牧基地航空祭(オープンベース)に向けて、自衛隊機の訓練が激化しています。航空祭における展示飛行とそれに向けての訓練は、年々悪化しておりC130輸送機やUH60ヘリなどによる旋回飛行、編隊飛行が行われています。また、KC767やKC130による空中給油訓練も行われており、航空機やヘリコプターが接近して飛行するとともに、低空での訓練により騒音などによる苦情が当会に寄せられています。
このような訓練は、周辺住民に対し騒音被害をもたらすだけでなく、人口密集地における大事故を引き起こす危険性を持っている大変危険な飛行となります。
このような問題を踏まえ、次のことを早急に実行されるよう強く要請し、2月22日(土)までに文書で回答を求めるものです。

1、小牧基地航空祭における、全ての軍用機の展示飛行を中止すること
2、次年度以降における、展示飛行及びその訓練を行わないこと。

以上