第65回定期大会を開催 安倍政権の暴走政治を許さない運動を大きく

報告する矢野事務局長 7/6 民主会館

報告する矢野事務局長 7/6 民主会館

集団的自衛権の閣議決定に怒りが広がる中、第65回愛知県平和委員会定期大会が7月6日(日)民主会館にて、19基礎組織55人が参加して開催されました。

高橋理事長のあいさつでは、閣議決定全文など関連資料集を示しながら、強行決定した安倍政権の「暴走」政治のひどさ、今後の課題や政治日程などを話し、今後の闘いの重要性を訴えました。

記念講演は、川畑博昭愛知県立大教授による「『安倍政権の暴走』と『憲法』『立憲主義』と叫ぶ前に少しだけ立ち止まって」と題する講演を行い、「権力を縛る実体は国民であり、憲法はその手段である。今回の闘いを通じて『憲法を尊重し擁護させる国民』へ前進させよう」と呼びかけました。

大会1号議案の報告を矢野事務局長が行い、「2014年は改憲を許さず、沖縄県知事選挙勝利、核兵器廃絶の運動を起こすとともに、平和委員会を強く大きくしよう」と呼びかけました。その後決算予算の2号議案を滝田事務局次長が報告しました。

討論では、この10年で最高となる29本30人が発言し、すべての発言を通じて怒り、驚き、感動を呼ぶ活発な議論が行われました。集団的自衛権閣議決定の怒りが広がり日進市議会で先日意見書が可決。ある議員から「米兵にだけ血を流させるのかというが、米兵にも血を流してほしくない」との報告。これで県下13自治体で決議がなされています。また仲井真沖縄県知事の再出馬の動きが報告されると怒りの声が上がると共に知事選挙勝利へ「標的の村」上映会や支援のとりくみが報告されました。その他、ブルーインパルス飛行中止に追い込んだ運動、原発再稼働を許さない中電、関電前行動、2015年NPTに向けた世界大会の成功の呼びかけ、名古屋港の軍事利用と港湾職場の危険性、陸上自衛隊基地強化の実体、教科書採択とつくる会を許さないとりくみなど運動の交流がなされるとともに、1000人の組織実現に向け例会の再開と運営の重要性、瑞穂区で組織結成へ準備会をすすめていること、190週連続拡大更新していることなど、会員・新聞拡大の意識的とりくみなど短い時間でしたが、多面的に報告・交流されました。

大会では、新役員体制が提案され、3つの議案が拍手で採択されました。

大会で選出された役員は以下の通りです。

理事長 高橋 信

副理事長 三浦 米吉 嶺村 君代 長坂 圭造 林 達也

事務局長   矢野 創

事務局次長  坂本 敏彦、滝田伸幸