東日本大震災から50ヶ月〃福島の今〃

マコ&ケン(背景は原発の写真) 6/14 中区鯱城ホール

マコ&ケン(背景は原発の写真)
6/14 中区鯱城ホール

6月14日午後、鯱城ホールおいて脱原発運動に取り組む団体、個人でつくられている「3・11を明日につなげる大集会実行委員会」が福島大学の丹波史紀さん(高校生平和ゼミナールOB)の講演と芸人の「おしどりマコ&ケン」によるトークライブを開き、約300人が参加しました。

実行委員会事務局長の外山さんが開会あいさつで、チェリノブイル事故のウクライナでは年間5ミリシーベルト以上で強制退去、日本は20ミリシーベルト以上と紹介され、日本政府の対応の悪さを批判しました。

講演の演題は「東日本大震災から50ヶ月 福島の今」です。内容は、フクシマの現状と課題を詳しく説明されました。その中で、原発事故での放射能による影響は長期間にわたり、地域社会に影響を与えるし、福島だけの問題ではありません。復旧や復興の時間軸は決められないと、深刻さを述べました。

フクシマに対して、同情や憐みでなく新しいエネルギーとなって、世の光になるようにしなければならないと訴えました。

トークライブは「隠されたフクシマの真実」と題して話ました。東京電力の記者会見は現場労働者から聞いた内容と大きく異なる点が多くあり、追求した内容を紹介しました。特に、事故から4年たった今も放射能漏れがあり、危険な状況が続いていることを報告しました。