2015あいち平和のための戦争展 ~安保法制反対と結び、1700人~

オープニング 8/20 名古屋市公会堂4F

オープニング 8/20 名古屋市公会堂4F

「♪ぞうれっしゃよ急げ やみをさいて走れ」―今年で24回目を迎える「あいち平和のための戦争展」は、合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」(一部)によるオープニングセレモニーで幕を開けました。原作者の小出隆司さんは、一緒に歌った子どもたちに目を向けながら「この子たちに二度と戦争の悲劇を味あわせてはならない」と語気強くあいさつしました。

今年の「戦争展」は、8月20日~23日で、名古屋市公会堂4階ホールに40の団体・個人が展示ブースを開き、1700人が参加しました。
「2度と戦争をしない」の強い思いから、各ブースでは「戦争法案反対との論調が目立ちました。

近年「戦争展」では、若い人たちの奮闘が見られます。
金城学院中学校の生徒たちによる、広島への修学旅行で学んだことをまとめた「平和新聞」づくり(同じ平和新聞で親しみを感じます)。20日に会場を訪れた生徒の代表は、あいさつで「まだまだ勉強不足、戦争展で学んで帰りたい」と、どこまでも謙虚です。

展示 8/22名古屋市公会堂4F

展示 8/22名古屋市公会堂4F

桜丘高校生徒会平和委員会(私たちの平和委員会とは別組織)は、これまで取り組まれてきた「平和アンケート」や豊橋市議への「安保法制アンケート」などを報告、生徒たちは「18歳選挙権を前にして、大いに学ばなければならない」と語っていました。

「戦争展」はこのほかにも日中友好協会による「岸信介は満州で何をしたのか」や、「安保法制と70年談話」と題した長峯信彦愛知大学教授の講演など、」多彩な企画が催されました。