10・11小牧平和県民集会に集まろう

模擬空中給油 2014/2/22 小牧基地上空

模擬空中給油 2014/2/22 小牧基地上空

10月11日開催の小牧平和県民集会が迫ってきました。今年の県民集会は、戦争法案反対世論がかつてなく広がる下で、あくまで強行しようとする安倍政権の暴走政治にストップをさせるために結集する集会です。戦争法案で、航空自衛隊小牧基地はこれまで以上に海外派兵の拠点となる危険が強まっています。

航空自衛隊小牧基地は、これまでも真っ先にイラクなど海外に派兵され、帰還した自衛官の内28名もの自殺者を出してきました。戦争法案が通れば、「戦闘行為が行われている現場」以外ならどこでも派兵されることとなり、これまで憲法上許されてこなかった武器・弾薬の補給もできるようになるのです。さらに国会で、空爆を行う米軍戦闘機などに対しても、自衛隊機から空中給油が可能となるよう法整備していることが明らかになりました。KC767空中給油機が全国で唯一配備されている小牧基地は、今まで以上に海外派兵の拠点基地となろうとしているのです。

いま財界は、中部空港の第2滑走路の計画や、中部空港へ民間定期路線の一元化を提唱する一方で、新型戦闘機F35の最終組み立て(三菱重工)を行うなど、県営空港の軍事専用化を狙っています。

憲法9条を守り、県民のための県営空港をめざし、世界の人々と平和・友好を深め、全国の基地強化反対のたたかいと連帯して、周辺自治体や住民との協力協同を今まで以上に強め、「憲法輝く日本」を次の世代にバトンを渡せるよう戦争法案の廃案に全力を挙げ、小牧平和県民集会に結集しましょう。

 

事前の学習と活動交流会

沖縄の闘いと連帯し、戦争法案廃案に

8月29日(土)小牧平和県民集会実行委員会は、集会の事前学習会を名古屋市教育館で開催し85人が集いました。今年は、毎年春日井市か小牧市で開催している事前学習会を県民集会に相応しく名古屋市で開催しました。活動交流会では、小牧基地の実態、ブルーインパルスのたたかいなど、運動の課題や住民との共同、戦争法案で、小牧基地が拠点化される危険性などそれぞれから報告があり、小牧集会の意義を参加者に訴えました。

講演要旨

琉球新聞編集局次長兼報道局長の松元剛さんの講演は以下のようです。

沖縄のたたかいを掲載した琉球新報を見せながらお話されました。沖縄戦でおった県民の苦しみが、この間のたたいの根源であることを示しながら、普天間基地移設反対83%が県民世論の実態と語りました。とりわけ辺野古埋め立ての世論は、法廷闘争を見越した消極的意見が一定予想される中、「埋め立て取り消しに」77%の支持があり、予想を超えた県民の揺るがぬ世論があることなどが語られました。

1か月の埋め立て中断後には、基地建設強行が予想される厳しい状況だが、県民世論と団結してたたかうこと、そして現地への支援を呼びかけました。

沖縄県知事選挙は、仲井真前知事の裏切りに対する県民の怒りの象徴とふり返りました。元自民党員だった翁長雄志知事への周囲の心配に対しては「自分が転だりすると、県民の尊厳も地におちる」との発言を紹介し、「政府に屈することはないだろう」と答えました。

 

第19回小牧平和県民集会

 とき:10月11日(日)    13:15から集会

 ところ:市之久田中央公園(小牧市)   名鉄小牧口からバスで送迎

戦争法案で小牧基地はどうなる!?

主催:同実行委員会