12・6秘密保護法なんて許さない集会・デモ  国民の怒りは「終わらない!止まらない!」

デモ行進 12/6` 名古屋・栄

デモ行進 12/6` 名古屋・栄

「戦争する国」づくりへ、情報を覆い隠すために強行された秘密保護法成立から2年。施行からも1年を迎えようとする12月6日、「秘密保護法なんて許さない」と栄・エンゼル広場で集会・デモが行われました。

集会では、情報公開市民センターの内田隆氏、DemosKratiaの村田峻一氏、命どぅ宝あいちの喜久山アコさんらが次々とスピーチを行いました。内田氏は、情報公開請求で出された黒塗りだらけの紙片を示して、すでに多くの情報が隠蔽されていることに警告を発します。喜久山さんは辺野古新基地建設をめぐって国が代執行を求める訴訟に、沖縄のたたかいに連帯することの重要性を強調しました。

また、山本邦晴元共同通信社記者は「メディアが悪法に加担してはならない」と厳しく戒め、中谷雄二・秘密保全法に反対する愛知の会共同代表(弁護士)が「憲法を守れない政権が秘密保護法を守れと言えるのか」と強く批判しました。安倍政権は、秘密保護法で真実を覆い隠す「地ならし」を行い、「本丸」の戦争法を強行して、更に共謀罪を持ち出し、戦争する国づくりの総仕上げを狙っています。

「秘密はいらない」「憲法をまもれ」―集会に参加した500人のコ―ルが、栄の冬空に響きます。秘密保護法への怒りも、戦争法と同様「終わらない!止まらない!」です。