あいち9条の会学習・交流会 ~憲法を守るたたかいは正念場!警戒心高め、更に運動を大きく~
改憲勢力3分の2の参院選結果から予想される安倍政権の改憲攻撃と、私たちはいかにたたかうべきか―
発足から11年、憲法九条を守る運動を広げてきたあいち九条の会が、7月23日、100人以上の参加で学習・交流会を開きました。
「ウソつき、だまし討ち、何でもあり!」―
冒頭に講演を行った本秀紀あいち九条の会事務局次長は、開口一番、参院選で争点そらしをしながら終わった途端に「改憲、改憲」、沖縄・高江でも翌朝から反対住民排除でヘリパッド建設強行の安倍政治のやり口を厳しく非難しました。
参院選の結果については、大政党に有利な選挙制度を問題にあげ、有権者の反対を恐れた政権側による忖度とメディアの萎縮が功を奏したと分析しました。
一方で、市民運動が牽引した野党共闘の実現を高く評価、「代表民主主義の刷新の可能性」と期待を寄せます。
メディアが改憲スケジュールなどをまことしやかに報じる中、本さんは、改憲勢力の実相が「呉越同舟」状態だとしながらも、一気呵成にやってくる危険性をあげて「警戒心が重要」と説きます。
同時に、自民党改憲案の危険を暴き、日本国憲法そのものの価値を広げる運動をさらに大きくと訴えました。
国民の多数は改憲に反対です。
いま求められているのは、改憲勢力を包囲するほどの運動の広がりではないでしょうか。
憲法を守るたたかいはまさに正念場―武者震いさえ覚える場となりました。