ピースエッグ2016「ミライ×キッカケ」 青年による青年のための平和ワークショップ開催

9月17~19日大阪府和泉市信太山にてピースエッグ2016in OSAKAが開催されました。ピースエッグとは、日本平和委員会と現地実行委員会が主催する青年による青年のための2泊3日の平和ワークショップです。班行動が中心で、グループトークを何度も行うのが特徴です。前回の東京開催から、実に5年ぶりに復活しました。高校生から30代までの約90人が16都道府県から参加。愛知県からは10人の参加でした。

1日目は6つの分科会に分かれてシベリア抑留の証言を聞いたり教育問題やLGBT(性的マイノリティの総称)について学び、各分野からの平和を考えました。2日目のメイン企画では川田忠明氏(日本平和委員会常任理事)を講師に「日本国憲法が導くミライ」と題して憲法が描く平和な社会について話していただきました。相模原の障がい施設の無差別殺傷事件に関して「犯人個人だけの問題にせず、日本社会に潜在する障がい者差別にも焦点をあて考えていかないといけない」と語りました。また「平和とは戦争がない状態」とし、そのためには話し合いによる外交が必要であると、南シナ海の領有権をめぐりフィリピンが中国を相手取りオランダ・ハーグの仲裁裁判所に提訴した件を例にあげて説明しました。

「ミライ×キッカケ」をテーマに自分にとっての平和とは?平和ってそもそも何なのだろう?と議論を重ねた3日間の最後に「班宣言」として班ごとに自分の思いを発表しました。 

《参加者の感想》

グループトークのテーマが「平和のあり方について」という答えがない問いだったが、平和が脅かされている場に直接行き、自分で感じ、リアルを人に伝えることや無知でいないことは前提として必要だと思った。グループトークは時間がたっぷりあるように感じたが、それでもいざ話し始めるといろいろな切り口、視点から話が広がりまだまだ話を続けたいと思った。3日目の班宣言は苦労したが、この3日間のみんなの思いがつまった濃密なものができあがったのではないかと思った。