「戦争法廃止 日米合同演習反対 9・11あいば野大集会」に780人!

見出しの集会は、滋賀県高島市今津町の住吉公園で開催されました。会場は、大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山など関西中から集まった平和団体や労働組合の旗で埋まっていました。愛知から参加した私たちは、他の来賓や各県代表とともに、舞台へ登壇しました。

あいば野演習場では、1986年から日米合同演習がはじまり、今年で15回目になります。来演する米陸軍大隊は、ベトナム戦争やイラク戦争に出動し、「地上に怖いものなし」と恐れられた侵略部隊です。また、同じく来演する高速装甲車ストライカーは、96時間以内に世界中どこへでも移動できる優れもので、今回は名古屋港で陸揚げされて輸送されました。

集会では、はじめに伊波洋一参議院議員より、沖縄県高江での闘いと連帯する激励の挨拶がありました。次に、宮本たけし衆議院議員より、「今回の演習が戦争法施行後初めて実施されるもので、自衛隊が海外で戦闘する際に対処すべき役割と戦術を米軍から学ぶものである」と演習の危険性を訴える情勢報告がありました。

その後、連帯のスピーチや、真宗大谷派の住職や民青同盟の青年、新婦人の女性によるリレートークが行われました。最後に滋賀県平和委員会代表理事の早藤吉男さんより決意表明があり、デモ行進に移りました。会場から自衛隊駐屯地前を通り近江今津駅までの街並みを、約1時間「戦争法廃止!辺野古新基地建設反対!あいば野での合同演習をすぐさまやめよ!」などシュプレヒコールしながら練り歩きました。