戦争法廃止・小牧平和県民集会に450人 ~小牧基地を戦争拠点にさせない!~

「怒」を掲げる参加者 9/25 小牧市

県平和委員会も参加する「戦争法廃止・小牧平和県民集会」実行委員会は9月25日、小牧平和県民集会を小牧市内で開催し昨年を上回る450人が集まりました。
「小牧基地を戦争拠点にさせるな!」と毎年開催しているもので、今年で20回目となります。

実行委員会を代表して、望月尾中労連議長があいさつし、「南スーダンPKOに新任務が加えられる。小牧からもC130輸送機が派兵し、殺し殺される現場にすでに行っているが、いよいよその危険が自衛隊員に迫ってきた」と指摘。
それに加え、基地に隣接する三菱重工小牧南工場でF35戦闘機の組み立てと整備拠点化がすすめられおり、これによってさらなる軍事拠点化の恐れがあることを訴えました。
集会には共産党から本村伸子衆議院議員と下奥奈歩県議がそれぞれ連帯あいさつがあり、また民進党からは近藤昭一衆議院議員と、今年新たに森本和義地元選挙区総支部長からそれぞれメッセージが寄せられました。
集会に先立ち、ノーモアヒバクシャ愛知訴訟の原告2人があいさつし、核の悲惨さと判決後の支援を呼びかけました。
集会の最後に、戦争法廃止や南スーダン派兵に反対するなどを求めるアピールを採択し、後日28日に小牧基地にアピール文を手渡しました。

集会に先立ち、今年初めて基地見学会を開催しました。
各地で運動している活動家も見えましたが、「初めて知った」「恐ろしさを肌身で感じた」などの感想も寄せられるなど、あらためて基地の実態を伝えることの重要さも感じるとりくみとなりました。

ピースパレード 9/28
小牧市内