自衛隊装甲車展示の企画撤回を求め申入れ 災害時に出動しても装甲車は戦闘車

昨年展示された装甲車

10月17日(月)、原水爆禁止知多地域協議会、日本共産党武豊町委員会、武豊九条の会、年金者組合武豊支部のみなさんで、11月12日と13日開催される「武豊町産業まつりに自衛隊装甲車を展示する企画撤回」を求める申し入れを行いました。梶田進議員が、申し入れ書の趣旨を説明、過日、産業課長が「昨年展示された装甲車は、御岳噴火の際にも出動しており、軍用車とは言うものの災害出動にも使われる車両です」との説明がありましたが、御岳の災害出動は特殊な出動であり、本来、軍事に活用する戦闘用車両であり、災害出動したからといって、展示が許されるものではないと述べ現在、町の防災規定で自衛隊も参加団体となっていることから、展示することになったと思われるが、展示に許容されるのは、人員輸送車とか炊事(給食)車両などに限定されるべきであると考える。今年度については軍用車両(装甲車)の展示は中止し、展示する場合は災害時に一般的に使用される類の車両とするよう求めました。

副町長、くらし経済部長、産業課長らが応対。副町長は「今年度のまつりと来年度以降については、実行委員会に申し入れがあったことを伝え、今後検討していきたい。絶対に戦争はあってはならない。あくまで災害復興支援が趣旨であることは、みなさんと同じ考えです。」と答えました。