ブルーインパルス展示飛行反対! 第一次署名3431筆を知事へ

1月10日(火)県や春日井、小牧の諸団体など15名は、愛知県知事に対し、ブルーインパルス展示(曲技)飛行を認めない要請署名3431筆を提出しました。
「地元の首長、住民がブルーインパルスの展示飛行に反対しているのに、その声を無視して2年も続けている。県民の安心安全を守る立場に立って、ブルーインパルスの曲技飛行を認めないでください」と訴えました。

県担当者は「国交大臣の許可を取っており、書面ではないが、口頭で『展示飛行で曲技飛行はしていない』と確認しているから、県としては曲技飛行していないと認識している」と回答。
基地側の言い分をうのみにした返答で納得できないと反論しました。

「航空法などで曲技飛行とは、『宙返り、横転、反転、背面、きりもみ』などを言い、人口密集地上空では禁止されているが、昨年の展示飛行では横転飛行をしていた。明らかに航空法に抵触する。そのことを確認していないのか」と聞くと、担当者は「皆さんの声は知事や基地に伝えたい」にとどめた返答でした。
「展示飛行と曲技飛行の違いは何か」と聞くと、担当者は「ブルーインパルスの曲技項目で、何が航空法に抵触するか基地に確認する」と述べました。

参加者から「県は、住民の立場に立ち、県民の安心安全をどう守ってくれるのかお聞きしたい」「県民を代表するのは知事で)あり、沖縄のように意見表明はできるはず」「墜落事故が起きてからでは遅い。これ以上危険なことはやめてほしい」と強く訴えました。
また航空対策課は、写真撮影を禁止するとの対応をしてきました(昨年の5月より)。
請願権に基づく署名の提出に、なぜ撮影が禁止されるのか、航空対策課の態度が問われます。