署名8479筆を提出! ~ブルーインパルス曲技飛行は中止を!~

航空自衛隊小牧基地のブルーインパルス曲技飛行実施決定に、「航空法に違反する危険な曲技飛行は中止を」の声が、かつてなく大きく広がっています。
県や春日井、小牧の諸団体による「ブルーインパルス曲技飛行を認めない要請署名」を、2月10日、前回の1月10日に続いて愛知県に提出しました。
今回提出された署名は5048筆、前回と合わせて8479筆となります。

県当局の対応は、1月10日申し入れの際に「写真撮影は認めない」というのに写真を撮ったとして「約束を守れない団体とは今後会わない」という理不尽なものでした。
「署名は郵送で」という当局に対して、県や地元団体の代表らは、署名を携えて航空対策課の事務室を訪れました。
これまでと違い、事務室の片隅の小さい机を挟んでの署名提出に、基地側の言い分をうのみにした前回の回答といい、県当局が県民の声に耳を傾ける気があるのかとの思いが、ふつふつと沸いてきます。

その後、一行は名古屋市に対しても要請に訪れています。
要請には県営名古屋空港担当の観光文化交流局が対応しました(これまでは総務局)。
担当者は、基地側から1月31日に口頭による概要説明があり、2月8日にはブルーインパルス展示飛行の実施決定が知らされたといいます。
西区の一部が飛行ルートになったことに、市側からは「航空法順守を要請した」と語りました。
また、「(調査活動を)目視によりやってみたい」とも答えています。

2月20日には、諸団体代表らによる国土交通省、防衛省への要請も予定されています。