県内各地で「平和の波」行動を実施!各地からの報告

核兵器禁止条約批准へ!

各国政府に要求する世界各国での行動「平和の波」(20日~26日)が、世界各地で行われました。条約参加の署名が国連本部で20日から始まるのに合わせ、原水爆禁止世界大会実行委員会がよびかけているものです。愛知県内各地の行動を紹介します。

9/23 栄スカイル前

◆子どもから大人まで あま東部平和委員会

9月20日から始まった「平和の波」行動にあま東部平和委員会も参加、24日午後4時からヨシヅヤ甚目寺店北口前で「ヒバクシャ国際署名」の宣伝行動に取り組みました。

署名をしてくれた年配の女性とは、北朝鮮問題で話に熱がこもります。北朝鮮の核兵器も心配だからこそ、核兵器禁止条約の実効めざして「ヒバクシャ国際署名」が必要なのです。小学生ぐらいの男の子が、一緒に来ていた祖父母は断ったのに一人署名をしてくれました。この日は4人の行動で、一時間に21筆の署名が集まっています。

前日の23日にはあま市で、地域の人権連、9条の会、共産党、あま東部平和委員会のよびかけによるスタンディングと「ヒバクシャ国際署名」の宣伝行動が行われました。午後4時半から名鉄「甚目寺」駅北口広場での行動には9人が参加して、30分で20筆の署名が寄せられています。

◆意気高く「平和の波」を発信 アピールを皆で訴え 春日井平和委員会

ヒバクシャ国際署名春日井連絡会は、9月20日春日井駅で「平和の波」行動を、延べ20名の多くの参加者で実施、50筆の署名を集めることができました。マスコミも「平和の波」行動を注目し中日、赤旗、愛知民報各紙の記者が取材に訪れ駅員も驚いていました。

 連絡会ではこの「平和の波」を皆の工夫で楽しく、元気よくやろうと考え、参加者全員が折鶴のレイを首にかけ署名を訴えました。手作り「のぼり」を年記者組合のリフォームの皆さんにお願いして素敵な「のぼり」を立て、プラカードも2本作って動く宣伝を工夫しました。

マイクの訴えも世界大会参加者を始め6人が、それぞれの思いをトークし通行者へ署名をよびかけました。また、おり鶴にメッセージを書いてもらうことも考え、当日2名の方が「核廃絶」と書いて笑顔で握手をして帰られました。

春日井連絡会の合言葉は「ゆるやかで、根気よく、あわてず」であり、その実践として身体の弱い会員の皆さんにも活動に参加してもらおうと、今回、Kさんを皆で車椅子をサポートして一緒に活動することができました。この人と人の連帯を大切に春日井市で人口過半数の署名達成に多くの人と努力してきます。(西岡)

 

◆「平和の波」で運動を再建 岡崎・額田原水協

長いこと原水協の会議も開けてなかったですが、今回の行動を機に理事会を開催して、運動を展開するために今後は定例化することを確認しました。

きっかけは原水爆禁止世界大会の地域報告会を開くことを決めたことです。大会に参加した代表の熱い思いを、参加者四十二名が共有したあたりからだとおもいます。「平和の波」行動を、加盟するあるいはオブザーバー団体で話し合い行動を起こそう。それが再建会議になりました。期間中の行動参加者は延べ五十余名、署名は百五十筆ぐらいになりました。特に運動を引っ張ってくださった年金者組合の皆さんに感謝申し上げます。