沖縄のたたかいと連帯する講演と映画のつどい 新基地建設阻止のため、今こそ立ち上がろう!

11/25 イーブルなごや

平和委員会も後援する「沖縄のたたかいと連帯する講演と映画のつどい」が11月25日イーブルなごやで行われ、約150人の市民がつどいました。

 ドキュメンタリー映画「いのちの海 辺野古 大浦湾」が上映されました。映画は、新基地建設が進む大浦湾と周辺で暮らす人々の生活や思いを追ったドキュメンタリー作品で、鳩山元首相もインタビューに答える内容で、辺野古の今を感じることができる映画でした。

 第2部として、辺野古抗議船船長、横山知枝さんによる講演「辺野古・大浦湾をまもる思いといま」と題して講演していただきました。北海道に在住していた横山さんは、2006年4月西表島に移住。米兵の事件に触れるにつけ、許せないという思いが強まり、「この現実と向き合うために沖縄本島に移住しました」と話します。日常は普通の仕事をして、週末や休みの朝6時ごろ、高速道路に乗って辺野古、高江で活動しています。

現在、辺野古沖の新基地建設の埋め立て作業にクレーン船を使われていることが報告。海上保安庁による不条理な抗議活動への妨害がされています。例えば、マスコミや人が見ていないところで、抗議する人のライフジャケットを持ちあげ、顔を海に沈め水を飲ませるような行為を行っており、何人もの人が病院に送り込まれていると話しました。

同時に政府の建設工事が思いのまますすんでいないとして、資材置き場の整備作業については、名護市長の権限が必要となり「これ一つとっても市長選挙は重要となっています」と強調しました。

 集会では、「沖縄高江への愛知県警機動隊派遣違法訴訟」の訴えや、青年が中心となって映画上映会を計画している活動報告などが交流されて、最後に、神戸さんの演奏による「今こそ立ち上がろう」の大合唱で終わりました。