安倍九条改憲NO!へ 「あいち市民アクション」がキックオフ

12/17 名古屋市教育センター

「勝負は改憲発議をさせるかさせないか」―「安倍九条改憲NO!あいち市民アクション」よびかけ人の一人である森英樹・名大名誉教授が、「安倍九条改憲NO!3000万署名」の意義を熱く訴えます。12月17日、ノーベル賞物理学者益川敏英氏、元中国大使丹羽宇一郎氏ら16人のよびかけによる「あいち市民アクション」キックオフ集会が、名古屋市教育センターに625人の市民・団体が参加して開かれました。

「全国市民アクション」のよびかけ人でもある香山リカさんが講演を行い、安倍政権の暴走政治を精神科医の立場で切り込み分析しました。政治的にも経済的にも追い込まれた安倍政権が、北朝鮮問題に異常に反応し脅威を煽るさまを「そう的防衛」と呼び、強気に出る、ゴマ化す、あげくに問題を他に転嫁する(投影)と指摘します。安倍九条改憲に対して、「安倍首相が言う『こんな人たち』が3000万人になれば安倍政権の思惑は破綻する」と述べ、「右だ、左だと言っている場合ではない」と3000万署名の成功を訴えました。

各地からの報告では「命を守る署名」が強調されました。陸上自衛隊駐屯地を抱える名古屋・守山区の代表は「自衛隊員の命を守る署名」をよびかけます。県平和委員会青年・学生部など各分野の青年たちは、「私たちが戦地に行かなくていいように」と九条改憲阻止を訴えました。