安倍改憲NO!今が正念場 幅広い市民に働きかけよう

2月19日、東別院会館ホールで、安倍改憲NO!あいち市民アクション主催で、3000万署名ダッシュ集会が開かれました。

愛知教育大学名誉教授・松田正久さんが主催者あいさつで幅広い層にいかに訴えるか、今が正念場だと訴えました。

続いて弁護士で元参議院議員の大脇雅子さんが「自民党改憲と憲法改正を巡る情勢」と題して、日本会議発案の安倍改憲の問題点、米軍と一体化し変質している自衛隊の実態などを講演したのに続き、若者とママとの懇談で「署名をすることに抵抗がある」「発議もさせない、対案も出さないことは疑問」など、署名を取り組んで聞かれる声について、「民主主義・主権国家では、名前を名乗って意見を言うのが基本。対案を出しても衆・参で三分の二の議席を抑えられている国会では、反対多数で否決されるだけ。署名は、政府の誤りに対して「請願権」に基づいて直接的に抵抗する個人の権利であり、国会に対する有効な手続きの一つ。衆参議員に配られる公報にも載るので数の力で議員にプレッシャーを与えられる。改正案が出る前に審議されることが重要」と明解に答えました。

そして、政治に参加しにくい若いママたちに訴えるものをとSTOP改憲アクション@あいちで作ったパンフレットを紹介したのをうけて、議論。「どういう日本を子や孫に手渡すか、お願いではなく対話をしましょう」との呼びかけに拍手がわきました。瀬戸市アクションや名大9条の会、愛知9条の会からの訴えに続き、宗教者九条の会の石川さんは、仏教、キリスト教、天理教などで街頭宣伝をしている。創価学会や立正佼成会にも働きかけていると報告しました。まとめでは、署名数は目標180万に対して10万、「運動を20倍に飛躍するカギは、担い手を増やすことだ」と呼びかけられました。