2018平和行進を成功させ核兵器のない世界を実現しよう!

今年も平和行進が5月6日、東京夢の島を出発し広島まで核兵器廃絶を訴え歩みをすすめます。愛知県では5月31日から6月11日まで12日間、原爆の火を先頭に行進がすすみます。5000人から7000人が参加する愛知県内最大の平和運動ともいえる平和行進に、「1歩でも2歩でも」を合言葉に参加することを呼びかけます。

「ヒバクシャ国際署名」の運動は、17年7月核兵器禁止条約が122カ国の賛成で採択されました。核兵器が歴史上はじめて違法化され、法的なを受けなくても政治的・道義的責任を問われるという画期的な状況が作り出されました。これまでに58か国が調印し、8か国が批准しています。また愛知県下でもすでに23の首長(15市、7町、1村)が賛同し貴重な変化を作り出しています。

平和首長会議加盟自治体は、17年12月に高浜市、瀬戸市が加盟し、県内54の全自治体が加盟しました。2020年までに核兵器廃絶の目標を掲げる平和首長会議は、「『核兵器禁止条約』の早期締結を求める署名」運動にもとりくんでおり、県内自治体でも大府市や尾張旭市で市民への協力がよびかけられるなど、大きなうねりが広がっています。日本政府が核の傘に依存し、アメリカ従属の核兵器に対する姿勢をとり続けている今、これらの動きは非常に大きいものがあります。自治体とともに、核抑止力論を否定し、核兵器禁止条約を実現させる運動を広げていくことが大切です。

また、あいち平和行進の日程は、通常国会会期末の時期でもあり、安倍9条改憲NO!の声も県内隅々に広げる大きなチャンスでもあります。沖縄新基地建設ストップの声とも結び、草の根の取り組みを広げる機会です。是非とも平和行進に参加し、とりくみを成功させることを呼びかけます。