改憲を許さない大運動をこの秋から全県各地で行動を計画しよう!

「3年間の任期中に改憲にチャレンジしたい」、安倍第4次内閣発足で安倍首相は、改憲への決意を示しています。これは、来年夏の参院選挙前に改憲発議をしなければ、もうチャンスがなくなるとの危機感のもと、改憲機運を高め、臨時国会になんとしても9条改憲案を提案し、参院選前の改憲発議にもちこもうとする、並々ならぬ執念の表明です。

マスコミの報道では、10月24日にも臨時国会召集とされており、12月上旬までとされています。この数年間たたかってきた、改憲を許さない運動は重要な地点にたっています。

厳しい状況であることと合わせ、私たちの運動によって変化を作り出していることも注目点です。内閣改造で通常、支持率が上がるところ、日経、共同、読売などの世論調査で下落しています。自民党改憲案提出については反対48・7%で賛成36・4%を上回っています(共同)。また安倍首相は、当初次期国会に「改憲案提出」とされていましたが、反対世論から「条文説明」にとどめると後退しています。

いま、改憲を許さない運動に全力を挙げることが求められます。11月3日に予定されている「9条改憲NO!平和といのち くらし・人権を!あいち1万人アクション」を成功させることをはじめ、3000万署名や各所での運動を強めていくことが大切です。集会は2部構成で、13時からの集会には原発運転差し止め判決を下した井戸元裁判官が、また16時からの集会には小林節氏がそれぞれメインスピーカーで訴えるほか、サウンド&子連れデモ(14時から)、キャンドルデモ(17時から)などを予定しています。集会成功に向けて、平和委員会として、保育関係者や病院関係者などへの働きかけを行っています。幅広い市民の結集で成功させましょう。

10月19日には、名古屋駅、栄スカイル前、金山駅の3か所で大宣伝行動を計画(あいち市民アクション)していますが、全県各地で行動を計画しましょう。

地域のとりくみ【守山】

守山区では、平和委員会も参加して地域の民主団体や労組、日本共産党などで構成する、「安倍改憲NO!3000万署名市民アクション@守山」で署名を集めています。9の日宣伝や毎週火曜日12時15分~13時00分の小幡駅での署名行動などのほか、学習会や集会なども適宜開催しています。

9月15日には、辺野古新基地建設反対・沖縄県知事選挙勝利・もりやま連帯集会を40人の参加で成功させ(主催は同実行委員会)、9月1日には守山生涯学習センターで平和委員会理事長の高橋信さんを講師に、学習会を行いました。

1日の学習会で高橋さんは、常識的に考えれば改憲が日程的に難しくても、安倍首相は、年内に改憲を発議して、国民投票を行う改憲スケジュールに執念を持っている。安倍首相が発議を断念するまで「3000万署名」を強めようと訴えました。また、韓国の「ローソク革命」についても話され、大きな集会だけでなく、身近な所から発信することの大切さや、心に響く言葉を大事に訴えようなど、教えられることがたくさんありました。

地域のとりくみ【瑞穂】

10月3日は月例のスタンディング、沖縄知事選の勝利も受けて参加者も16人で元気いっぱい。通り過ぎる車の中からの手振りや共感のクラクションもいつもの月よりだいぶ多く感じました。「アベはやめろ」「憲法を守ろう」「沖縄に基地はいらない」と三つのシュプレヒコールを繰り返しスタンディングを終えました。

共同代表の一人でもある水谷さん作成の署名推進ニュースも配られました。

区内福祉会で映画「ぞう列車がやってきた」上映会があり100名に近い参加者が感動した話題や、UR団地に10名で署名に入り45筆の署名が託された話題に励まされました。瑞穂区の署名集約数は9月30日現在で10,895筆であることや、6日、9の日、イレブンアクション、14日戦争をさせない瑞穂区の会相談会、19日定例宣伝、23日3000万署名集約会議、25日年金者組合定例宣伝など、みんなで当面の予定を確認しあいました。