第13回空港の会総会を開催 県営名古屋空港の平和利用を実現するために

11月17日(土)、第13回空港の会総会が開かれました。約20人の参加で、目からウロコの学習、活発な議論が行われ、盛会に終わりました。

記念講演では、岐阜基地の調査活動をしている鷲見慎一さんをお招きし、「岐阜基地の現状と運動、これから」というテーマでお話しをいただきました。岐阜基地と県営名古屋空港、小牧基地、三菱重工小牧南工場は密接な関係があります。小牧基地の輸送機、三菱重工小牧南工場で最終組立されたF35が県営名古屋空港を離陸し、岐阜基地でタッチ&ゴーの訓練を行うため、県営名古屋空港を調査するだけでは分からない実態が次々と明らかになりました。岐阜基地では、輸送機のタッチ&ゴーが整地された滑走路ではなく、不整地でのタッチ&ゴーの訓練を行っている実態に、会場からは驚きの声が上がっていました。空港の会として、一度、岐阜基地周辺に足を運んでみようという方針に繋がりました。

総会では、前回総会からの空港の会の取り組みを紹介したり、県営名古屋空港をめぐる諸問題に対して、どのように取り組んでいくのかをまとめた決議案が討議されたりしました。また、今後新たな取り組みをしていくことを検討することが表明されました。
来る県知事選挙に先立ち、会として準備を進めてきた公開質問状を公表しました。県営名古屋空港の平和利用を実現していくためにも、県知事選挙で勝利し、住民の要求に応える県政を作っていく必要があります。