守山区で航空機調査 想像以上の軍用機の数に驚きの声

11月29日、新婦人守山支部の平和部が守山区上空の航空機調査を行いました。
「最近、守山の空うるさくないですか?C130H輸送機やKC767空中給油輸送機など、航空自衛隊小牧基地所属の航空機だけでなく、様々な航空機が飛んでいます。一度ゆっくり守山の空をみてみませんか?」と新婦人新聞にチラシを折り込んだところ、新婦人の会員でない人が4人も参加しました。

調査を開始した10時頃は、FDAの旅客機ばかりでしたが、11時を過ぎるとC130とKC130が2機編隊で旋回し、合わせて11機も飛びました。また、大型輸送ヘリCH47JやC‐1輸送機も飛来しました。

双眼鏡を持って参加した女性は、最近自衛隊機の飛行が増えてきて、特にF35の爆音は非常に気になると話していました。守山区平和委員会は自衛隊機の早見表を配り、飛んでいく航空機の解説をしながら、小牧基地が海外派兵の拠点となっていることや隣接する三菱重工小牧南工場でF35が組み立てられ、試験飛行がこの空で行われていることなどを説明しました。

11月28日には、名古屋市議会本会議でくれまつ順子議員がF35の問題を取り上げるなど、自衛隊機の騒音は基地近隣住民の大きな問題になっています。監視行動の参加者からは、こんなにも軍用機が飛び回っていることは知らなかったと驚きの声が上がりました。新婦人の野々垣滋子さんは、もっと多くの市民に参加してもらい、自衛隊機の活動が激しくなる夕方に再度監視行動を計画したいと話していました。

名古屋空港を管理する愛知県にも、自衛隊や平和の問題で住民と向き合うよう知事選挙でも訴えていきましょう。