地域の運動の発展がカギを握る 地域組織のとりくみについて

日本平和委員会では、大きな平和運動をつくりあげるために仲間づくりと組織強化が、強調されています。この間のとりくみをつうじて、地域組織の活性化や再建・結成することにより、より多くの市民と交わりが増えることを実感しています。今、さらなる強化をめざし組織部の活動を再開しています。昨年7月の全国大会をめざす時期から各地を訪問し、地域平和委員会の活動を援助・相談してきました。この間の変化について報告します。

1/20 あま東部 しゃべり場

【あま東部平和委員会】
沖縄県知事選挙のとりくみを通じて、結びついた方に入会していただき、その会員のエネルギーと熱意によって会が活性化しています。「沖縄県知事選挙に勝たないかん。そのためにはもっと運動広げなくちゃ」と大変エネルギッシュな意見を受け止め様々な具体化をした中で、4年ぶりの例会再開や2年ぶりの「6・9行動」に結び付いています。1月20日に例会として「ピースカフェ・平和のしゃべり場」を開きましたが、非会員の方も含めて、沖縄や憲法の問題で、楽しくて熱心な意見交換がされました。初参加の方が「平和のことって大切なことがたくさんあるよね」と2名の方が入会・購読がされています。

【豊川平和委員会】
毎年の忘年会で、成人式宣伝の配布用チラシ作りと宣伝計画を検討してきました。しかし、昨年末の忘年会ではチラシを作る人が決まらないので、できませんでした。それで、今年の宣伝は「安倍9条改憲NO!あいち市民アクション」のパンフを配布しました。宣伝内容は愛知版1月25日号に掲載されています。世話人は「豊川海軍工廠跡地保存をすすめる会」の事務局を担い、平和公園のボランティアガイドも務めています。

【豊橋市平和委員会準備会】
準備会を立ち上げて、最初のとりくみは、豊橋祭りの同時開催イベントとして「平和都市をめざそう豊橋市民展」に出展しました。引き続きのとりくみとして、沖縄県知事選挙支援に参加した人を講師に報告会を開き、平和新聞読者が増えました。1月には「愛知の自衛隊はどうなっているか」として知事選挙・学習会を開催しています。

いま安倍政権の「戦争する国づくり」の危険性がどこの地域でも実感され、日米安保、沖縄、基地などを運動課題とする平和委員会の運動の必要性がしっかり受け止められています。とりわけ沖縄県知事選挙の支援に参加した人たちが地元での活動に目を向けて、地域平和委員会の活性化につながっていると感じています。