辺野古新基地反対コンサート㏌名古屋 毎回広がりを感じる

3/21 泡盛王国

3月21日の春分の日、「第16回辺野古新基地建設反対コンサート㏌名古屋」を開催しました。

雨のため栄広場ではなく、泡盛王国での開催となりました。参加者は出演者を含めて約120名、名古屋青年合唱団が20名以上の初出演。全体で17組が出演し、辺野古への思いを共有できたコンサートになりました。

コンサートの名前の末尾に「㏌名古屋」と付けたのは、全国で「㏌東京」「㏌大阪」という風に同じようなコンサートが広がってほしいという思いからです。

私は、2014年9月に初めてキャンプシュワブのゲート前を訪れ、その後しばらくは毎月一回はゲート前に通い、そこに集まる人たちの話を聞き、米軍基地の現実を見て、沖縄の戦後の歴史を知り、名古屋でも何かできないかと思うようになりました。ある時、座り込んでいろんな人がスピーチする中で、「沖縄では8割が辺野古に反対なのに、本土ではなぜ安倍政権を選んでいるのか」と言われとても恥ずかしく思いました。自分にできるのはコンサートだと思い、場所を探し、友人に相談していた時、4年前の2015年4月、当時の中谷防衛大臣が「7月には工事を始める」と言ったのを聞いて、すぐにやらなければと思って実行委員を募集し、その年の5月13日に第1回を開催しました。辺野古の状況はどんどん変わっていくので、3か月に1回開催することにしました。

あれから4年。このコンサートを通じてたくさんの市民運動の人たちや、これまで全く知らなかったミュージシャンたちと出会いました。私自身も初めて市民運動に加わり、集会やデモに参加するようになりました。ただ歌うだけでなく、それを実践していくことが重要だと感じています。小さな活動ですが、毎回広がりを感じています。出演してくれたみなさんに集会やデモにも参加してほしい、そして参加された人の一人でも多くの人が辺野古の座り込みに参加してほしいと思って続けています。

「辺野古新基地反対コンサート㏌名古屋」事務局神戸郁夫