試験飛行住民「6割」中止を、「9割」詳しい説明を求める F35戦闘機住民アンケート結果

小牧平和県民集会実行委員会は5月15日、県政記者クラブにおいて、F35整備拠点化などに関わる住民アンケート結果について記者会見を行いました。アンケートは、県営名古屋空港周辺近隣の春日井市、小牧市、豊山町、名古屋市の県営名古屋空港近隣に返信封筒付きチラシ15000枚配布し、383人から回答を得たものです。実施期間は2月~3月まで。
結果は、「軍用機による騒音の変化を感じますか?」との問いに「非常に感じる」「感じる」が73%、F35試験飛行を「知らない」57%、米軍F35の利用に「中止してほしい」59%、「不安に感じる」28%。

「住民への詳しい説明が必要」86%です。「軍用機の騒音がとてもうるさく、特に赤ちゃんがいるので、起きてしまうこともあります。窓を閉めても響きます。本当に嫌になります。」「騒音、爆音は絶対にやめてほしい。事故も起こりかねない。普天間の米軍基地同様、住宅地に配置してはならない。」などの声が寄せられました。
平和委員会矢野事務局長は、「住民の安全にかかわる大問題だ。少なくとも国・防衛省は周辺住民に対して説明会を行うべきだ」「アンケート結果を住民に知らせ、整備拠点化に反対の声を広げたい」と語りました。