安保破棄愛知県実行委員会 初めてのオンライン総会を実施

安保破棄愛知県実行委員会の2021年度総会を10月28日(水)18時30分から民主会館で開催しました。合わせて、愛知県安保として初めてオンラインでも開催しました。

10/26 民主会館

総会議長を渡辺さん(民医連)にお願いし、加藤代表委員(愛高教)の代表のあいさつの後、福田事務局長からの決議案の提案、柳沢会計よりの会計報告・予算案の提案、矢野事務局次長が河村会計監査に代わって監査報告を行いました。
自衛官募集についてなど、4人から発言がありました。

自衛官募集業務について自治労連も春の自治体キャラバンで提起しているが、残念ながら自治体側は何も考えていないというのが実情です。実情を知らないままに募集業務に協力しており、実情を知ると顔色が変わる。批判するだけでなく考えさせ、そして変えていく立場で臨んでいくことが大切。
自治体を訪問して懇談しても、自衛隊が何をしているのか、自衛隊で何が起きているか知らないので、自治体側に問題意識もなく危機意識もない。
自衛隊に個人情報を渡していることに対して、個人情報の自己決定権の観点からも警鐘を鳴らしていく必要がある。自衛隊に対する国民の受け止めと実態との間にはギャップがある。

情勢では、敵基地攻撃能力保有をめぐって明文改憲から実質改憲へとシフトする動きがある。饗庭野の核除染訓練では特別の除染部隊ではなく、普通科部隊が対応している。トランプ大統領が「使える核」を表明していることの表れだ。
なお、自民党が改憲4項目の条文化を年末までにすることから、決して明文改憲がなくなったわけではない、とまとめがあった。
質疑、討論を受け、すべての議案が拍手で承認されました。