平和な商業港を軍事利用するな 名古屋港大行動に総勢50人

3/11 全港湾会館

「平和な商業港を軍事利用するな」――3月11日、名古屋港の特定利用港湾受け入れ撤回、指定反対の「名古屋港大行動」は、午前7時30分、地下鉄名古屋港駅前での早朝宣伝から始まりました。これまでの名古屋港水族館などに向かう観光客ではなく、今回は港で働く人たちが対象です。そのせいもあってか、地元港区平和委員会はじめ労組などからの参加者の訴えに耳を傾け、ビラの受け取りもいつもよりよく感じます。

「相手が攻撃するかもしれないという疑念から始まるのが戦争」――宣伝の後、場所を全港湾会館に移して開かれた集会では、県平和委員会の小島俊樹理事長が開会のあいさつ。「戦争になれば、武器などを運び出すのが港湾であり、空港。そうなれば、空港・港湾は真っ先に攻撃対象になる」と、その危険性を語りました。地元新婦人の女性は「以前と比べて『平和が危ない』の声が広がっている」と述べて、「高知や徳島で取り組まれている署名運動を愛知でも」と提案します。「予算の少ない運輸省に、防衛費を使って港のインフラを整備する点で、特定利用港湾につながっている」と告発するのは、自治労連からの参加者です。愛労連の西尾美沙子議長もかけつけ、「名古屋を軍事港にしてはならない」とエールを送ります。熱田空襲遺跡を守る有志の会からは、「ノーモア空襲・ノーモア戦争の思いで、ともに運動を」と、連帯の発言がありました。

集会の後は、参加者一同で名古屋港から築地口までデモ行進です。沿道を歩く外国人が手を振り、行進を激励してくれます。この日は特定利用港湾に反対する人たちが入れ替わり立ち替わり参加、総勢50人が集まりました。名古屋港、三河港の特定利用港湾指定は、3月末にも閣議決定されるといいます。