31回目憲法アンケート 戦争望まぬ若者の声を届けよう
愛知県平和委員会青年・学生部は、毎年行っている「若者100人に聞く!憲法アンケート」を実施しました。道行く若者は憲法についてどう考えているのか、意識調査を行うものです。

1993年にはじめ、今年で31回目となります。名古屋駅ナナちゃん人形付近で若者74人からアンケートの回答を得ました。11~48歳で平均年齢は20.49歳です。

「Q2 憲法についてどう思うか?」に対しては、「変えるべき(以下、どちらかといえばを含む)」が20(27.0%)、「変えるべきではない(以下、どちらかといえばを含む)」が21(28.4%)、「わからない」が32(43.0%)という結果でした。 変えるべきとした人の中でどこを変えたいかを問うと「自転車のルール」「自衛隊が大変」などがありました。一方、変えるべきでないとした人の意見は「憲法によって守られている権利があるから」「困っていないから」「戦争はよくないと思うからできない憲法のままがいい」などです。

「Q3 憲法9条についてどう思うか?」に対し、「変えるべき」8(10.9%)、「変えるべきではない」47(63.5%)、「わからない」19(25.7%)でした。 変えるべき理由として「今の日本は真に国際平和に貢献できていない」「抑止力として核は持ったほうがいい」がありました。変えるべきではない理由は「戦争はよくない」「昔の人の犠牲を無駄にしたくない、戦争の歴史を繰り返してはいけない」などがありました。

「Q4 9条第2項についてどう思うか?」には、「変えるべき」11(14.9%)、「変えるべきはでない」32(43.2%)、「わからない」28(37.8%)という結果でした。 変えるべき理由として「他国の戦争が激化しているため、トランプの動きをみるとこわい」との意見がありました。変えるべきでない理由は「戦力を持つことで状況が悪化してしまう」「自衛隊がすでにいるから」などでした。

【考察】
Q1では「憲法記念日」と答えた正答率は、例年通り半数以下でした。Q2については、「変えるべき」と「変えるべきではない」が拮抗しました。Q3について、昨年に続き「変えるべきではない」が「変えるべき」を圧倒的に上回りました。 憲法9条があることによって、「日本は戦争をしない」という認識が定着していると考えます。 Q4についても、「変えるべきではない」が「変えるべき」を上回りました。Q3と比べて「わからない」が12%多く、戦力不保持に関しての迷いがあると感じました。
政府は、殺傷能力のある武器輸出を解禁し、9条改憲をすすめようとしていますが、若者は改憲によって平和が促進されるというよりも、戦争につながると考えています。 また、日本政府は若者の声を聞き、イスラエルとアメリカによるイランへの武力攻撃にたいして停戦を求めるべきです。 平和を望む若者と一緒に、今回の結果で示されたような若者の声を社会に届けていこうと思います。

