靖国神社参拝に抗議する

2026年8月15日

愛知県平和委員会 理事長小島俊樹

本日、2026年8月15日、小泉防衛大臣は靖国神社参拝をしました。また自民党幹事長をはじめとした国会議員の集団参拝も行われ、高市首相は玉ぐし料を奉納しました。

靖国神社は、アジアで2000万人、日本人310万人もの犠牲者を出した侵略戦争を「自存自衛の正義の戦争」と宣伝する神社であり、奉納、参拝は、侵略戦争を積極的に肯定する、暴挙です。さらに、同神社は、東条英機以下の14名のA級戦犯を合祀している神社です。小泉大臣らをはじめとする今回の行動は、東条らの「戦争責任」「戦争犯罪」を免罪することにつながる、絶対に認められない愚挙であり、強く抗議するものです。

そもそも日本国憲法では、「政教分離の原則」が定められ、公人の参拝は厳しく戒められてきました。それは戦前、国家権力によって、国家神道をつくり国教としての特権的地位をあたえ、国民から信教の自由を奪いとともに、侵略戦争へ国民を駆り立てる思想的基盤となりました。

これらの歴史に逆行する行為は、侵略戦争で殺戮を繰り返したアジアの地域の近隣諸国の国民感情を逆なでし、信頼を失墜させ友好関係に水を差すものです。

日本は戦後、侵略戦争の反省を踏まえ、権力の暴走を許さず、2度と戦争を繰り返さない、軍隊は持たないと誓った憲法九条を定めました。自民・維新の高市政権は、この国際社会への「不戦」の誓いを軽んじ、日本を再び「海外で戦争できる国」につくりかえるため敵基地攻撃能力を高め、安保三文書の改定を年内に行おうとしています。

私たちは、今回の靖国神社をめぐる行為に重ねて強く抗議するとともに、いかなる解釈・明文改憲の策動も許さないために全力を尽くすものです。

以上