知りたい」カテゴリーアーカイブ

平和についてもっと知りたい

~新春のつどい~ 核兵器も戦争もない、平和で公正な社会をめざす歴史的チャンス! 

1月12日に民主会館で「反核・平和新春のつどい」が開催されました。

高橋理事長の開会の挨拶に続き、愛友会の金本弘さんが連帯の挨拶をし、文化企画は、心にしみる八竜リバティバンドの歌と演奏。「愛知教職員合唱団きぼう」のみなさんの韓国訪問報告と、参加者が「少女の像」に思いをよせて作った歌を披露しました。

つぶれそう一座による楽しくおもしろい「三人落語・みどりの窓口」と充実した内容でした。

「北東アジアの非核平和にむけて」と題する記念講演の講師・康宗憲(カンジョンホン)さんは、朴軍事政権下で北朝鮮のスパイ容疑で死刑判決を受けた、との紹介がありました。

何かと軍拡の口実になる「北朝鮮の脅威」ですが、「脅威」とは先制攻撃する能力×意思だと康さんは指摘します。軍事費は米6098億ドル、日454億ドル、韓392億ドルに対して北朝鮮は30億ドル。米の200分の1。経済力は、800分の1と圧倒的に劣勢です。北朝鮮が核開発したのは、敵対国に対して報復攻撃(抑止)の意志・能力有することを示すためで、北朝鮮もこの状況を変えたいと思っていた。南北首脳会談が進展して経済協力なども進み、平和・非核化・統一に向かって一歩踏み出したと、具体的な事例を挙げて語りました。

また日本政府は、植民地統治や侵略したことに対して、条理を尽くして心で交渉する態度がない。文大統領も言っていたが歴史に対して謙虚になるべきだと批判するとともに、民衆レベルで交流し合い道を切り開いていこうと呼びかけました。

守山区で航空機調査 想像以上の軍用機の数に驚きの声

11月29日、新婦人守山支部の平和部が守山区上空の航空機調査を行いました。
「最近、守山の空うるさくないですか?C130H輸送機やKC767空中給油輸送機など、航空自衛隊小牧基地所属の航空機だけでなく、様々な航空機が飛んでいます。一度ゆっくり守山の空をみてみませんか?」と新婦人新聞にチラシを折り込んだところ、新婦人の会員でない人が4人も参加しました。

調査を開始した10時頃は、FDAの旅客機ばかりでしたが、11時を過ぎるとC130とKC130が2機編隊で旋回し、合わせて11機も飛びました。また、大型輸送ヘリCH47JやC‐1輸送機も飛来しました。

双眼鏡を持って参加した女性は、最近自衛隊機の飛行が増えてきて、特にF35の爆音は非常に気になると話していました。守山区平和委員会は自衛隊機の早見表を配り、飛んでいく航空機の解説をしながら、小牧基地が海外派兵の拠点となっていることや隣接する三菱重工小牧南工場でF35が組み立てられ、試験飛行がこの空で行われていることなどを説明しました。

11月28日には、名古屋市議会本会議でくれまつ順子議員がF35の問題を取り上げるなど、自衛隊機の騒音は基地近隣住民の大きな問題になっています。監視行動の参加者からは、こんなにも軍用機が飛び回っていることは知らなかったと驚きの声が上がりました。新婦人の野々垣滋子さんは、もっと多くの市民に参加してもらい、自衛隊機の活動が激しくなる夕方に再度監視行動を計画したいと話していました。

名古屋空港を管理する愛知県にも、自衛隊や平和の問題で住民と向き合うよう知事選挙でも訴えていきましょう。

12・8不戦のつどい 演劇「撫順化石山/戦後…」 人間の心の葛藤に心が揺さぶられる

「アジア・太平洋戦争を忘れない「つどい」実行委員会(仮)」が今年2月ごろから始めた「平和を語る八月名古屋集会」(8・15集会)の準備会議で、「12・8不戦のつどい」には労働者劇団つぶれそう一座の演劇「撫順化石山/戦後…」をとりくむことを決めました。この演劇は、後述する「加藤さんの感想」にある内容で、戦争か平和かが問われる今の時期にあった企画です。また青年が中心に演じていることに好感がもてました。
200人規模の会場探しは、各種の施設を当たり、かろうじて名古屋港ポートビル講堂に決まり、「8・15集会」にチラシを折り込みました。12月8日は土曜日であり、2回公演にしました。
会場の取り決めで当日、金銭が受け取れませんので、9月になり、宣伝チラシと公演協力券(入場整理券)を発行し、実行委員会団体と劇団とで普及することになりました。当初は、実行委員会団体の普及が遅れていました。実行委員会で普及強化を決め、改めて演劇と劇団の内容を学び、集約回数増やし、最後の1週間には連日集約を確認しました。
公演は2回とも満席で、あわせて266人が観劇しました。アンケートにはよかったとの感想が多く寄せられました。(「アジア・太平洋戦争を忘れない「つどい」実行委員会(仮)」共同代表 三浦米吉)

【加藤さんの感想】
一人の元日本兵が戦時に中国での住民殺傷に加わり、戦後撫順の戦犯管理所に収容された。仲間とともに死刑をも覚悟していたが「暴に報いるに暴を以ってせず」という中国政府の方針で寛大な処遇を受け帰国した(撫順の奇跡ともいわれる)。故郷の岐阜県に帰った彼は、近くの化石山で戦時に多くの中国人捕虜たちが強制労働の末に死亡したことを知り日中友好の慰霊碑建立に力を尽くす―劇はこの実話に基づく物語である。

「撫順の奇跡」はものの本で知ってはいたが、中国側の寛大な措置の裏で管理所の中国人職員や看護師の女性たちが「身内を殺した憎い日本兵を何故こんなに大切に扱わなければならないのか」と悩み、中には職場を去っていく人までいたこと、旧日本兵たちも当初は「命令に従ったことが何故悪いのか」と反抗、犯した罪の自覚までに長期間を要したことなど、人間としての心の葛藤までは分からなかった。今回の劇はそれを見事な演技で伝えてくれた。心が揺さぶられた。つぶれそう一座の好演に拍手を送りたい。

フィナーレのあと主催者を代表して愛知県平和委員会の高橋理事長が挨拶し、「日中友好の懸け橋となる劇ではないか。この話を全国にそしてアジアに拡散して行こう」と呼びかけた。
(同実行委員会共同代表 加藤剛(JCJ東海))

高蔵寺弾薬庫一周平和マラソン 事前学習会で活発に意見交換

高蔵寺弾薬庫一周平和マラソン実行委員会は11月16日、大会成功をめざし事前学習会を高蔵寺の東部市民センターで開催しました。

講師には、高蔵寺ニュータウン9条の会の竹市年伸さん、春日井平和委員会西岡久男さんが弾薬庫の危険を語り、スポーツ連盟の青木正雄さんがマラソン大会の意義を語りました。
竹市さん、西岡さん共通して指摘されたことは、火災などの事故が起きていることや基地から現況が明らかにされていないことでした。また弾薬庫の中の貯蔵数や種類などが明らかにされていないことの問題性を指摘しました。

質疑応答は活発で、危険性が住民に知らされていない問題、知らないまま住宅が新たに建設されていること、市民の中にわかりやすく伝える手段など意見が交わされました。この間、ヘリコプター訓練や銃撃訓練などこれまでにない強化が行われ「戦争する国づくり」は高蔵寺でも進められています。マラソン大会の成功を決意する学習会となりました。

平和な名古屋港を!海上視察を行いました

今年7月に再結成した港区平和委員会の企画として、11月20日に「名古屋港見学会―名古屋港から市政県政を見てみよう!」(みなと革新懇・新婦人港支部共催)を行い、37名が参加しました。案内役は、名港議会議員でもある山口清明市会議員です。

桟橋を出港してすぐ、10号地(潮凪ふ頭)の突端にある小さな灯台(1934年設置)は、第二次世界大戦末期の空襲で被弾し、当時の弾丸や爆弾による破損個所が今も名古屋港に残る唯一の戦争遺跡です。しかし現在は石炭ふ頭として立ち入りが制限され、海上からしか見ることができません。この灯台の保存と活用を求めた名港議会での山口議員の質問に対し、当局は専門家による助言を受けて管理すると答弁。市長からも「重要文化財になってもおかしくない」との答弁を引き出しています。名古屋港の歴史を物語る灯台を多くの市民に知ってもらいたいと思います。

船は名古屋港を1時間半かけて一周。改修された高潮防波堤や巨大なコンテナふ頭に、参加者からは「港区に住んでいても名古屋港がこんなに大きな港だとは知らなかった」と驚きの声が上がりました。

取扱貨物量日本一の商業港・名古屋港にも米軍艦や自衛艦が入港。日米合同演習に使用する戦車や車両の積み下ろしも行われています。港区平和委員会は「名古屋港を軍事利用するな!」の運動をさらに強めていきます。

青年・学生部 沖縄県知事選挙報告会を開催

10/26 民主会館

青年・学生部は10月26日「沖縄県知事選挙報告会」を開催し10名が参加しました。

沖縄県知選挙(9月30日投開票)では「辺野古新基地建設反対」を公約に掲げた玉城デニー氏が、過去最多得票の約39万6千票を獲得し当選しました。この選挙支援に派遣された4名から報告がありました。

職場の若手3人で選挙支援に参加したという女性は、9月17日に県庁前で行われていた翁長前県知事の追悼集会に遭遇したことについて「青年主催で驚いた。若い人にも翁長さんが愛されていたと感じた」と今回の選挙では、ネットやSNSの活用など青年の活躍が目立っていたと報告しました。

「沖縄のために何かしたい」と自治労連から選挙支援ツアーに参加した保育士は、9月22日に新都心公園で開催され、約八千人が集まった「玉城デニー うまんちゅ大集会」に参加し「翁長雄志前沖縄県知事の妻・樹子さんの話は涙なしでは聞けなかった。参加できてよかった」と熱く語りました。

初めての選挙支援となった大学院生は、投票日の棄権防止の電話かけで結果発表前にもかかわらず相手から『おめでとう』と言われるなど、温かい街の人の声に励まされた様子を紹介しました。
参加者からは「米軍基地はどこにもいらないという世論を日本中に広げたい」「基地の実態を自分の目で見るために、沖縄ツアーを計画したい」などの感想がありました。

安保法制違憲訴訟 裁判の意義とたたかい方を学ぶ

10/27 イーブルなごや

「安保法制違憲国家賠償請求訴訟」の開始を前に、10月27日、原告・サポーターを中心に60人超が参加して、事前学習会が行われました。「安保法制」訴訟は、全国22地裁で25件、7500人を超える原告が裁判を起こしています。愛知県でも、1次、2次にわたって221人が国を相手に提訴しました。

原告弁護団の松本篤周弁護士は、安保法制が国民の平和的生存権と人格権を侵害する違憲の法律であり、違憲審査権を有する裁判所にその違憲判断を求めるとする、本訴訟の意義とたたかい方について報告します。集団的自衛権行使容認、かけつけ警護など、専守防衛とかけ離れた安保法制の危険な実体を改めて指摘しました。

元裁判官で本訴訟の原告団共同代表の下沢悦夫氏が、本訴訟における原告陳述書の果たす役割と原告の姿勢に触れています。危険な状態に置かれている脅威・不安、その精神的苦痛に対する慰謝料を求める以上、その被害の具体的立証が必要なのです。参加者らは、「憲法で平和的生存権が保証されているのに、憲法とかけ離れた事態が進んでいることでこのような裁判をしなければならない」と憤る声も。

本訴訟は、安保法制の違憲性を司法に問うだけでなく、9条改憲にひた走る安倍政権と対決するたたかいにもなっているのです。注目の第1回口頭弁論は、12月19日(水)10時より名古屋地裁1号法廷(大法廷)で開かれます。「9条改憲NO!」の思いも込めて、傍聴席を一杯にしたい。

2018犬山ピースフェスタ開催される

10/20 犬山市フロイデ

10月20日(土)に、犬山国際観光センター(フロイデ)で、第13回2018犬山ピースフェスタが、200名超の参加で開催されました。

最初に、金沢実行委員長から「2006年以来、いろいろな角度から平和を考えようということで開かれてきました。今年は、絵本『ぞうれっしゃがやってきた』を通して平和の大切さを伝えよう」とあいさつされました。

ついで、犬山少年少女合唱団による「サーカスのうた」の合唱がありました。引き続き、『ぞうれっしゃがやってきた』の原作者小出隆司さんの講演「ぞうれっしゃと子どもたちの世界」がありました。38年間小学校の教員をやってきたこともあり、戦時中のことを自分の体験を踏まえながら話されました。また、戦後の日本の現状(日米地位協定・沖縄辺野古基地・従軍慰安婦など)についても話され、ときにはハーモニカを吹いたり、歌をうたったりして、子どもたちにあきさせないよう、また語りかけるように話されました。

つぎに、高橋さんと山下さん両名による朗読があり、最後に、「ぞうれっしゃよ はしれ」「平和とぞうとこどもたち」の2曲を、犬山少年少女合唱団と犬山市民のみなさんの合同の合唱がありました。

新城平和委員会 映画「コスタリカの奇跡」上映と池住義憲さん講演

7月の平和委員会再結成集会再に続き、第2回目の取り組みとして映画「コスタリカの奇跡」と池住義憲さんの講演を取り組みました。以前から「コスタリカの奇跡」の映画を見たいという要望があったことと、安倍自公政権の憲法9条改憲の情勢を考えたとき、「コスタリカ」の歴史と現実に触れることはとても重要だと思い、平和委員会会議で取り組みを決定しました。

10月14日(日)はお祭りや運動会等の秋の行事と重なり、参加してもらえるか心配していましたが、約30名が参加してくれました。感想文も12名の方が書いてくれています。コスタリカのような軍隊を持たない国が、現実に存在していることと、平和と環境と福祉に確信をもって建国している姿に感動するものばかりです。

また、池住さんの講演では、今年の8月に実際にコスタリカに行ってオスカル・アリアス元大統領と会話をしてきたという話は新鮮で具体的でした。「無防備こそ、最大の防御です。軍を持たないことで、弱くではなく、強くなったのです」。元大統領の言葉に参加者の多くの方が共感していました。逆の方向に進もうとしている現安倍改憲勢力に負けない闘いが必要です。引き続きこうした取り組みを通じ一人でも多くの人に平和活動に参加してもらいたいと願っています。

元アメリカ兵に聞く戦争のリアル ベテランズフォーピース講演会

愛知県平和委員会も加わるベテランズフォーピース講演会実行委員会は10月22日(月)、ウィルあいちで講演会を開催しました。
講演会は、昨年から2回目となり、全国各地で13日から28日にかけて、大小16ヶ所で開催されました。

ベテランズフォーピースは、退役軍人、軍人の家族などで構成される国際組織の団体です。核兵器廃絶、米国政府の他国政府への介入阻止、戦争の傷を癒すことに専念しています。ネットワークは、米国および海外全体で120以上の支部で構成されています。

今回の講演者は2名で、元米陸軍で2003年からイラク派兵された経験を持つネイサン・ルイス氏と、1970年に衛生医としてベトナム戦争に派兵されたマイク・ヘイスティ氏です。

 

ネイサン・ルイスさん

ルイス氏は現在30代の青年です。中学校に軍のリクルーターが来て「大学学費が無料で行ける」と18歳で陸軍に入隊。トレーニング2日目に、9・11テロが起こり「アメリカ社会が一変した」と話します。

クラスター爆弾を砲撃する部隊に配置され、部隊がイラクに配置された時には、初期の攻撃で橋、道、施設、水道など破壊され、イラクは米国の脅威ではなかったことが分かった。しかし現在も攻撃を続けている非情な実態を知ってほしい。敵対勢力の武器は、仏、米、英の武器製品が利用されており、おかしな状況が作られていた。テロを恐れ、軍用車を運転するとき、こどもやお年寄りが通行しても止まってはいけないとの上官命令があることにより事故は激増した。スンニ派、シーア派の違いも不明な兵士がほとんどなのにも関わらず、人種差別は教育されるという非情な実態が軍隊にあったと話します。

ルイス氏は、米国は現在9ヵ国と戦争しているが私たちは、戦争を終わらせるための義務がある。日本はその責任の一端を担っていると訴えました。

 

マイク・ヘイスティさん

マイク氏は、ベトナム戦争でのソンミ村虐殺事件(1968年米軍が504名のソンミ村の住民を虐殺)の実態を紹介しつつ、「ソンミは特出していなかった。毎日のように同じようなことが繰り返されていた」と戦場で人間が否定される問題を告発しました。

米国で反戦世論と運動が広がった04年、05年の影響を受けて、兵士の戦争反対の行動が広がった。08年には、メリーランド州で4日間40人の元兵士が戦場の体験を証言しました。聞くに堪えない戦場の事実は、市民の世論を大きく変えていきました。

日本国憲法9条が改憲されれば、よその国の罪のない市民を殺すことになります。かつて、ベトナム戦争では韓国軍が米国の指揮下で虐殺を行った。日本は、その道を進むのか?日本と米国市民が手に手をとって運動することが大切だと訴えました。