瑞穂区からの報告 ~第2回瑞穂教育問題懇談会 教科書展示会で意見提出しよう~
瑞穂区平和委員会は、4月19日第2回瑞穂教育問題懇談会を開きました。
講師は、愛知県歴史教育者協議会事務局の伊藤和彦先生、現役の市立高校の先生です。
雨の日曜午後にもかかわらず、第1回を2名上回る12名の参加で、教科書採択に向けた実践的な懇談会となりました。
伊藤先生は、「『戦争を肯定する教科書』の採択を許さないためどうたたかうか」と題して、教科書が作られる流れ、安倍政権の教科書攻撃、検定や採択制度の変遷などを豊富な資料で説明されました。
現在の育鵬社の歴史教科書を例に、皆さんはどのような意見をつけますかと、参加者の意見が求められました。
国会開設・自由民権運動、大正デモクラシーと政党政治、日本軍の進出とアジア諸国、第二次世界大戦後の民主化と再建などの項目で意見・感想を出し合いました。
2011年の展示会で名古屋三会場の市民の意見・感想は自由社・育鵬社教科書に対して支持175通と反対132通との分析も紹介され、日本会議や育鵬社系応援団に負けない取り組みが必要です。
6月13日の「『戦争を肯定する教科書』の採択を許さない県民集会」の成功と、その後の展示会での意見提出の大切さを理解するうえで有効な懇談会でした。