2015年NPT再検討会議」タグアーカイブ

「核兵器全面禁止アピール署名」を広げ NPT再検討会議に参加しましょう

今年4月27日からニューヨークの国連本部で「核不拡散条約(NPT)再検討会議」が開かれます。

前回、2010年の会議では、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の核保有5カ国も含め、189の加盟国が核兵器のない世界を実現することに合意しました。

今年は、その合意の実行と行動が問われている重要な会議です。

NPTとは、核兵器保有国が増えるのを防止する目的で1970年に発効した「核兵器不拡散条約(190カ国加盟)」を言い、核保有国は「核軍備の撤廃」を実現することを国際社会に約束した条約で、1995年から5年毎に「NPT再検討会議」が開催されています。

当初、核保有国はアメリカ、イギリス、フランス、旧ソ連、中国の5か国でしたが、その後、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮と核保有国は拡大し、現在世界には1万6千発以上の核兵器があります。

しかし、世界の流れは大きく変わり、非核兵器地帯は世界に広がり、核兵器廃絶の声は国際政治の舞台では圧倒的多数です。そうした国々と市民の運動と力を合わせ、2015年NPT再検討会議の成功、広島・長崎の被爆70年に向けて核兵器全面禁止の行動を起こしています。

NPT再検討会議へ世論作り大きく広げよう

20150116NPT4月ニューヨークで行われるNPT再検討会議に向けて、とりくみがすすめられています。NPT会議ニューヨークツアーへの参加者は現在、愛知県で77人(内名前確定は33人)で、県平和委員会からは5人(坂本事務局次長、福島常任理事、山本理事、会員の森さん、山下さんです)が予定しています。
署名運動も17万6486筆(目標30万筆)となっており、もう一回りふた回りの頑張りが必要となっています。あわせて準備されているピースオブキャンペーン(レゴブロックで広島原爆ドームを形づくり、NPT会議でアピールする)も各地域で拡がっており、11日に行われた中間作成に、NPT会議への想いをつづった多くのブロックが寄せられました。(※写真参照)
ブロックはまだまだ必要となっており、署名運動とあわせて各地で呼びかけてください。ブロックは1個100円、3個500円程度の募金をお願いします。キャンペーンは3月31日までとなっています。

あいち平和行進2014出発式 ~NPT会議に向けて歩こう~

5月24日、あいち平和行進出発式が名古屋市女性会館で開催されました。

平和行進出発式 5/24 名古屋市女性会館

平和行進出発式 5/24 名古屋市女性会館

最初に愛友会事務局長の水野さんが、年々一緒に歩ける被爆者は減っているが、日本の宝、世界の宝と言われる被爆者が、70年近くたっても自分の病気が原発のせいと認めさせるために裁判で訴えている意味を知ってほしい。今年も頑張りましょうと挨拶。続いて原水協の小田前事務局長による平和行進ミニ学習、映像による平和行進あれこれ、県内通し行進者の紹介の後、各地域で順調に準備が進んでいる様子が交流されました。特に注目を集めたのは清洲の地域。行政に働きかけ2年前から清洲城の天守閣から出陣太鼓に送られての出発が実現。昨年はゆるキャラの″うるるん″と″きよ丸″も登場。今年は人形劇「水戸黄門平和行進バージョン」を用意し、さらに広く参加を呼び掛けていくという。スバラシイ!
今年NPT準備会に行って来た中村さんの報告があり、うたごえのみなさんの指導で新しい歌も覚え?今年も元気に平和行進ができそうです。

最後に代表の沢田昭二さんが、「平和行進は核兵器廃絶に素晴らしい役割を果たしてきた。来年のNPT再検討会議に向けて、未来をつくる行進です」と奮闘を呼びかけました。

3・1 ビキニデー集会 2015年NPTに向けて運動のスタート

壇上で発言する愛知県代表団 2/28 静岡市

壇上で発言する愛知県代表団 2/28 静岡市

3月1日ビキニデー集会が静岡県焼津で行われ、海外代表3人を含む2400人が参加しました。愛知からは被爆者4人を含む158人が参加し、昨年を大きく上回りました。

28日に行われた原水協集会では、ビキニ被災60周年の今年、ロンゲラップ島民支援代表団をマーシャルに送り出したことを紹介。2015年NPTにむけて行動提起されたことは3点です。①国際政治への働きかけを強めるために署名の飛躍をつくり出すこと。全労連で300万筆、新婦人で200万筆と積極的なとりくみが広がっています。②アメリカの「核の傘」の依存から、核兵器全面禁止の先頭に立つ日本政府に変えること。自治体意見書

を3月6月議会でとりくむことを提起。③2015年NPT会議に向けて平和行進、世界大会の成功。

3月1日ビキニデー集会は、被災60周年の節目の年として、第5福竜丸元乗組員2人が今回初めて証言を行いました。学生が体験談を記録するためのインタビューがきっかけです。このことからも被爆者聞き撮りプロジェクトの重要性が浮き彫りとなっています。

原水協集会では、愛知県代表として、小田前県原水協事務局長が発言しNPT会議に向けて署名と運動の飛躍をと決意を語りました。県代表団交流会では、4月のNPT準備会へF大の学生を送り出すことを確認しました。   組織拡大は、春日井地域でがんばる新婦人の方と、コープあいちから参加した方が購読、また青年学生で「おもしろそう」と検討してくれるなどとりくみました。

 

参加者からの分科会報告

第2分科会 「東アジアの平和・憲法・日本の役割」

久保山愛吉氏献花墓参行進 3/1 焼津市

久保山愛吉氏献花墓参行進 3/1 焼津市

字数が少ないので、主な発言をコンパクトに紹介して報告に代えます。最初に日本原水協事務局の梶原渉さんが、「東アジアにおける日本の位置と原水爆禁止運動の役割」というテーマで問題提起をしました。私は、氏が問題提起した「安倍流大国化の弱点」の3点=①世論との矛盾、②世界からの批判、③保守層離反…柳澤協二(元内閣官房副長官補)、阪田雅裕(元内閣法制局長官)などの指摘に共感しましたが、歴史修正主義について触れる観点が弱かったと思いました。会場からの発言としては、①大学生には、生のリアルな真実を知らせることが重要。(中央大学九条の会)、②東アジアの緊張をつくっているのは、安倍内閣の集団的自衛権行使、靖国参拝の強行など右翼反動路線だ。そこをきちんと押さえることが重要。③教育への攻撃が著しい。真実を教えないと未来を担う青少年が育たない。④インドネシア大統領が提起した「インド・太平洋戦争放棄条約」を現実の課題とすることが重要。⑤職場にある「平和塾」で加害の事実を知った。戦争で傷ついた人を看る社会をつくってはいけない。以上心に残った発言を紹介しました。最後に、「東アジアをテーマとした分科会」であることと冒頭の「問題提起」そっちのけの発言が、少なからずあったことを指摘しておきます。

 

第3分科会「基地とくらし」

愛知県代表団の交流会 3/1 焼津市

愛知県代表団の交流会 3/1 焼津市

問題提起を行った千坂日本平和委員会事務局長は、アメリカの核戦略を日本が担っている異常な実態を広く国民に知らせていく重要性を語りました。また名護市長選挙で勝利した沖縄からやんばる統一連より選挙勝利と知事選挙の意義を話しました。

また辺野古移転へのたたかいについて、市長権限が行使できるとして、美謝川(びじゃがわ)の水路変更、キャンプシュワブ内の土砂採掘、漁港の資材置場などがあることを話し全国の支援を訴えました。

討論では、米軍基地のある岩国、佐世保、沖縄やXバンドレーダー設置を狙う京都のたたかいが報告されました。この中では、防災訓練にオスプレイの利用が狙われた高知、群馬で、たたかいのもとオスプレイの参加中止に追い込む実践的な報告がありました。高知県では、県民からの不安の声のもと県職員をオスプレイに同乗させ、山間地域を飛行すること、市街地で転換モードを行わないことなどを約束する、安全飛行を確認すると発表。参加中止の力になったと報告がありました。

まとめで千坂事務局長から、集団的自衛権行使容認をやめさせて明文改憲で頓挫している改憲策動をストップさせ、また沖縄県知事選挙勝利で基地移転を断念させる、2015年NPTにむけて署名運動を広げる、2014年は非常に大事な年だと強調しました。