核兵器も放射能汚染もない非核の名古屋港を! 交流決起集会が開かれました
3.11から1年半が経つのに、名古屋港では中古車の放射線測定が続けられ、未だに基準をクリアできず輸出ができない車が出ています。中古車ヤードは名古屋港周辺の市町村に広がり、ヤードに隣接して小学校まである自治体もあります。放射性物質を吐き出した東京電力福島第1原発事故の時間的空間的広がりは、遠く離れたこの愛知でも深く静かに及んでいるのです。
そんな実態も報告されたのが、8月26日に開かれた非核名古屋港の会主催の交流決起集会です。
非核名古屋港の会は、11月開会予定の名古屋港管理組合議会に「核兵器も放射能汚染もない非核の名古屋港宣言を求める請願」をしようと運動を進めています。この議会には1度も請願が出されたことがありません。
請願項目の5番目に「放射能測定を適宜、行わせる」ことがあります。非核の名古屋港の会が5月に行った測定結果が管理組合議会で取り上げられました。
その結果、測定場所として金城ふ頭が追加され、年に1回だった測定が毎月になりました(名古屋港管理組合のHP参照)。既に運動が実績を上げています。 あなたも請願署名運動の賛同人となり、請願署名を集めてください。署名用紙などは非核名古屋港の会のHPからダウンロードできます。
(非核名古屋港の会事務局長 福田秀俊)
県平和委員会、非核名古屋港署名の推進強化を決める
交流会で確認した情勢(上記)と署名の全体到達を受けて、9月4日の常任理事会で非核名古屋港の署名を全力で推進することを決めました。
一、平和委員会としての署名目標数を当面3千筆とし、組織をあげてとりくむため、会員・読者に奮闘を訴えます。
二、平和委員会として宣伝・集会など機会あるごとの署名推進に努力します。九条の会、年金者組合、労組などで会員が率先してあつめます。