2013年あいち平和行進  各地のとりくみ

あま東部平和行進があいちにつながった日―あま東部

あま東部平和行進 6/4

あま東部平和行進 6/4

6月4日、あま東部平和行進があいち平和行進とつながりました。大治町公民館前を出発した行進は、あま市甚目寺庁舎を経て、合流地点の清須市へ向けて、ただひたすら歩くあるく。アコーディオンの伴奏もにぎやかに、うたごえにコールに、がんばりました。行進した人が「参加者の平和にかける熱い思いを感じました。」との感想を寄せてくれました。
あま市甚目寺庁舎では横井市議会議長が「崇高な使命感による行動に敬意を表する」と、歓迎のあいさつを行い、8月には市長が「平和宣言」を行う予定と述べられました。
この日、大治町公民館前から19人、甚目寺庁舎前から29人、延べ48人が参加しました。合流地の清須市では地元の人たちの歓迎を受けての到着となりました。
昨年までは網の目行進としてとりくんできましたが、あま東部平和委員会ができて1年が経過し、あいち平和行進とつながるように、県原水協とも協議を重ね、地元でも検討してつなぐことができました。

 

自衛隊への申し入れー守山

10師団への申し入れ 6/5

10師団への申し入れ 6/5

平和行進の瀬戸守山コースでは守山区にある自衛隊第10師団に申し入れを行いました。例年、平和行進は駐屯地前で立ち止まることができないので、行進の通過するときに代表が申し入れを読み上げます。その中では「街の中での行軍訓練」や「戦闘服での通勤中止」とともに、今年は「記念日の基地公開で市民に武器を触らせるな」との要望を加えました。
5月25日に平和行進のプレ企画を行い、県原水協事務局次長の小田前さんがNPT再検討会議の第2回準備委員会の報告と守山平和委員会の城下さんが自衛隊の現状について報告しました。その中で、記念日の基地公開のとき、乗車定員4人の戦車の後部に「立ち台」を設置して13名を乗せてグランドを走行したり、子どもに銃の扱い方を教えている様子などの動画を見ました。各地で、このようなことが行われていますが、練馬駐屯地の自衛隊に対して、市民グループが「銃刀法違反で」で刑事告発し中止に追い込んだことも紹介されました。このような経験を学び、これからの運動に生かしたいと思います。

 

県内通し行進者の表敬訪問――日進市
6月5日、平和行進の県内通し行進者の大長さんが行進コースから外れている愛知郡東郷町、日進市、長久手市を表敬訪問し世界大会への支持など要請しました。要請には地元の平和委員会、年金者組合、新婦人、民商、共産党議員が参加しました。東郷町では当局から4月1日付けで平和市長会議に加盟したと報告がありました。参加者から町民に加盟を周知しこの機会に原爆展などの記念行事の実施を要望しました。また議会要請には初めて副議長が出席し「(事務局対応だった)今までの非礼をお詫びしたい。」との発言があり和やかに懇談しました。日進市では市から担当部課長、議会事務局長など6名が出席し、非核平和都市宣言もし、平和市長会議にも参加して市民と協働で毎年「平和の集い」を開催していると説明がありました。参加者から世界大会への支持など更に一歩進めることを求めました。長久手市でも当局から2月1日に平和市長会議に加盟したことが報告され、非核自治体宣言についても検討しているとの答えがありました。地元では今後、平和委員会が中心になって今日の参加者で要請行動のまとめと来年の取り組みについて話し合う機会を持つことにしています。