豊田市で自衛隊が武装行進訓練 ~武器を持っての訓練止めて~

5月10日、陸上自衛隊豊川駐屯地の部隊が、豊田市(旧稲武町市街地)で白昼、武装行進訓練を行いました。昨年の藤岡地域に続き、市街地での訓練となりました。
4月25日に、豊田市平和委員会と地元稲武地域の方、日本共産党根本市議とで、豊田市市民安全室に「中止を自衛隊に要請してほしい」旨の申し入れをしました。市の担当者は「申し入れのあったことは自衛隊に伝えます。当日は行進を見に行きます。」と答えました。
また、自衛隊豊川駐屯地にも行軍訓練中止の申し入れを行いました。対応した隊員は駐屯地の門前で、申し入れの趣旨は上に伝えますと、素っ気ない態度でした。

稲武での抗議行動 5/10

稲武での抗議行動 5/10

当日5月10日は、豊田市平和委員会と日本共産党豊田市委員会が地元の方々とともに、行進が通過した稲武中学校の前、稲武商店街、どんぐりの里いなぶ、豊田市稲武支所前で抗議行動しました。「武器を持って市街地で訓練をやらないで」の横幕を掲げて行いました。訓練は、小銃の引き金に指をかけて、戦闘訓練そのものでした。その様子を見た稲武の方は「どうしてこんなところで訓練するのか」と驚きの表情で語っていました。(三浦)