核兵器廃絶の世論、県内各地に ~あいち平和行進行われる~
愛知平和行進が5月31日から6月11日まで行われ、核兵器廃絶の声を県内各地に広げました。県原水協の理事会で出された総括をもとに、今回の到達などを紹介します。
5月6日に東京夢の島を出発した国民平和大行進は、5月31日静岡から愛知に引き継ぎ6月11日に岐阜に引き継ぐまで12日間を歩き通しました。愛知県内38コース、368.3km、参加者7805人(昨年7285人)、沿道カンパ37万3655円(昨年36万1691円)、署名3419筆(昨年3080筆)、折鶴8万1000羽(昨年は10万羽)となりました。6月23日西尾市、30日蟹江町で網の目行進がとりくまれました。
今年の平和行進の特徴は、初めて海外代表としてフィリピンのマラヤ・ファブロスさんが、全国通し行進者して歩いたこと(県内4日間)があげられます。
また、これまで網の目行進を行ってきたあま市、大治町から清須市で幹線コースに合流したこと、尾張東部の自治体要請では、議長が参加し「(事務局対応だった)今までの非礼をお詫びしたい。」とあいさつがあるなど変化を作ってきていること、小牧、春日井、高蔵寺、守山と各地で自衛隊に対して申し入れを行ってきたことなどです。これらの行動をはじめ、県平和委員会や地域組織、会員が平和行進を支えました。今後、行進で生まれた確信を大きく広げ、世界大会を成功させましょう。