地域からの報告(知多・幸田)

◆知多原水協6・9行動 ~高校生と共に反核署名運動に取り組む~◆

1月6日、知多原水協は恒例の6・9行動(知多原水協は1月に6・9行動をおこなった後、新年会をおこなうのがここ数年の取り組み)を名鉄知多半田駅前でやりました。
私たちは17時からでしたが、すでに半田商業高校の生徒11人(若い先生が3人いたが表には出ていませんでした)が反核署名をやっていました。半田商業高校の2年生は長崎の修学旅行で原爆資料館の見学や被爆者の話を聞き、学校を挙げて「高校生1万人署名」活動に取り組むことになり、昨年12月から街頭署名活動をして今回で2回目、11月には今の1年生が署名をもって長崎に修学旅行に行くといいます。
「高校生1万人署名」は、2001年に長崎の高校生から始まり長崎県の当時の高校生は1万人ぐらいだろうということでこの名がつきました。
署名は国連潘基文事務総長あてで①核兵器廃絶②世界の平和③平和な世界へ向けて国連の一層の努力を求める、の3項目の要求を掲げています。

◆幸田町「原爆と人間パネル」購入、役場ロビーにて展示◆

昨年11月にうれしいニュースが幸田からありました。幸田町町会議員の丸山千代子さんから、「幸田町が『原爆と人間パネル』を購入することが決まったよ。展示会もするんだって。」という電話がありました。
3年前に全面的に改訂されたこのパネルは、全部で30枚。岡崎でも「岡崎空襲と戦争展」で県の原水爆禁止協議会から借りて、展示してきました。昨年も、借りたものを幸田町に現物を持って行き、大須賀町長にも見ていただきました。
ここ数年、幸田町での平和行進はやれていませんが、行進の出発集会には、必ず町からあいさつをしてもらいました。町長も以前、あいさつしてもらい、かなり理解をいただいていました。
幸田町は2年前に、平和首長会議にも加盟して、核廃絶にむけた姿勢を強くうちだしています。