第11回日本平和委員会青年研修会 ~青年の活動をさらに盛り上げていきたい~

2月8日、9日の2日間、埼玉県にて、第11回日本平和委員会青年研修会が開催されました。愛知県からは青年学生部の会員4名が参加し、全国の仲間と学び交流を深めました。

1日目は2つの講演が開催され、活動交流等が行われました。1つ目の講演は、弁護士で日本平和委員会代表理事の内藤功さんによる「安倍政権が目指す『戦争する国』のかたちとは」でした。戦時中から戦後のご自身の体験を振り返り、再び「戦争する国」に向かおうとしている現政権の狙いと弱点に言及されました。2つ目の講演は、日本平和委員会常任理事の川田忠明さんによる「平和を創る人間の知恵―21世紀の世界と私たち」でした。「戦争は必ずなくすことができます」と冒頭で力強く話され、データを基に、平和に向かう世界の様子や国家間 の対話の重要性等を示されました。

各講演の後は、参加者が複数班に分かれてグループトークを行いました。講演の内容と現在の自分たちが行っている活動とを結びつけ、青年による平和運動の大切さに改めて気がつく機会となりました。

1日目の夕食後は、「このままだと日本は戦争をするのか?」をテーマにしたコントの披露、平和3択クイズ等の企画があり、全国から集まった仲間とざっくばらんに交流しました。

2日目は「組織づくり、仲間ふやし」をテーマにグループトークをして、班ごとに発表を行いました。平和について考えるきっかを与えるのが平和委員会の役割という話題から「入会や対話の結果は気にせず、情報提供をするようにしよう」などが話し合われました。さらに、青年研修会に参加するために最近入会したという滋賀県の女性は「平和委員会があまり知られていないのではないか。まず、身近な人に声をかけよう」と決意していました。

今回の研修には、北海道から熊本まで、全国から42名が参加しました。全国の青年が集まることで、刺激を受けると同時に広い視野で考える大切さに気付き、他県にも評判が届くぐらいに愛知県を盛り上げていこうという気持ちになりました。

青年研修会 2/8、9 埼玉県

青年研修会 2/8、9 埼玉県