小牧基地航空祭の異常な実態 ~調査行動から~
2月22日、23日で行われた、小牧基地航空祭(オープンベース)では、ブルーインパルスアクロバット飛行(展示飛行)こそ断念に追い込みましたが、その他の軍用機による展示飛行が行われました。以下平和委員会が呼びかけた調査行動の内容です。
航空祭で行われた、航空ショーは空中給油機、C130輸送機、U125、UH60ヘリなどを中心に行われました。メインには、空中給油模擬飛行が行われ、写真のように空中給油機から給油菅をおろした状態で航空機同士が接近、危険に伴い通常では、日本海、太平洋沖で行っている訓練を「国民へのアピール」と称して市街地で行いました。
今回は、三菱重工資料館への見学も行われ、過去の侵略戦争時に戦闘機や軍用機を製造したことを栄光的に展示し、その旧軍を引き継いで現航空機や戦闘機を写真展示のみならず、実物展示も行っていました。
また民間機による展示飛行も行われました。14時頃、北に向かって離陸後急上昇、空中で一時静止したのち水平飛行に戻って西に旋回、翼を大きく振って飛びさりました。プログラムの資料にも、会場内のアナウンスもいっさいなしで行われ、名古屋空港の展示飛行を既成事実化しようとする狙いも見え隠れしています。引き続き監視活動を強めていきましょう。