<豊田地域からの報告>第14回平和リレー講座 4月27日、晴天の下で平和と戦争を考える
平和を求め、二度と戦争をさせないために語り部になりませんか。
まず知ることから始め周りの人に伝えよう、それがこの企画でした。
今年で14回目。さなげ地域の戦争遺跡と証言者を訪ねました。
昨年末から準備参加呼びかけを行い、中日新聞などでの紹介もあり大きな反応が生まれてきました。
結果は現地参加を含め幅広い年代の方80数人が参加、多くの方々の協力もあり大成功でした。
最初に如意寺で学童疎開の実生活を聞き、安藤勇元郷土資料館館長の説明を受け、まぼろしの足助・香嵐渓線中止路線跡と野口雨情碑を訪ねました。連合軍捕虜を収容した広済寺へ行き捕虜と家族の生活なども聞きました。車中より1000名も居たといわれる鉱山跡、「朝鮮部落」などを見学、証言交流会へ。「戦争はいかん、どの国とも、どの人種でも仲良くしなければ」という話が印象的でした。梵鐘を供出した永澤寺を訪問。最後は名古屋海軍航空隊跡・草薙隊の碑へ。特攻隊員が最後の突撃指示を受け飛び立った通信指令室に入りました。隣は新設の小学校で、次々と「遺跡」となるものが崩れていくようでした。
平和リレー講座成功のためにご協力くださったみなさんに心から感謝とお礼を申し上げます。