F35整備拠点化ゆるさない声を大きく 10・8小牧平和県民集会を成功させよう
F35戦闘機の組み立て、整備拠点化が進められている三菱重工小牧南工場では、試験飛行の段階で周辺住民から「これまでにない騒音だ」などの声があがっています。最終組立、整備拠点化で、軍事強化がすすみ、生活環境の悪化が、現実のものとなろうとしています。
騒音被害
国内生産2号機の試験飛行となる9月25日、26日には空港周辺には、戦闘機の爆音が響き渡りました。防衛省に42機配備されるうち、38機が小牧南工場で組立られる予定で、今年度は2機が納入されます。この自衛隊向けの機体による試験飛行によって爆音が響き渡ったのです。
自衛隊機に加え、アジア太平洋地域のF35の整備による飛行も懸念されます。米軍は今後順次F35を配備する予定で、空軍、海軍、海兵隊の機体が、愛知に集結することが予想されます。すでに1月から配備された岩国市では、F35Bが夜間も含め市街地上空を旋回飛行する訓練を強行し、短時間で155件の苦情が殺到しています。これら、米軍基地周辺の耐え難い苦しみが、私たちの街に来ようとしているのです。
F35の侵略性
F35は、侵略攻撃の性能を有する戦闘機です。これまでもステルス性能(敵国レーダーをかいくぐって攻撃する)の問題点を指摘してきましたがそれだけではありません。佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦を、新たにF35戦闘機を搭載できる強襲揚陸艦(ワプス)に交代しようとしています。強襲揚陸艦は、海からの殴り込みに欠かせない艦船とも言われていますが、F35搭載によって、ますますその役割を強めようとしています。
10月8日小牧平和県民集会を成功させよう
小牧平和県民集会は、安倍9条改憲NO、日米一体となる小牧基地の強化NO、戦争法・共謀法廃止へ、などの要求を掲げてとりくみます。10月8日(日)12時30分に小牧市市之久田公園に結集しましう。